田舎のダメお嬢と呼ばれて

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【小話】21 春一番の思い出

故郷で、田んぼに落ちたことがある。


猛烈に吹き荒れる風に身を任せながら田んぼ道をチャリ通学してたら、まさかの無風スポットがあって。


それは一瞬だったけど、高校2年生だった私に「羞恥とはなにか」をしっかりと教えてくた。

 

ひっくり返る空、

その日にはいてたダサい下着、

尻を強打して立ちすくむ私を助けてくれた、軽トラのおじちゃん。

 

そのあとしばらく鉄板ネタだったということもあるけど、今でも鮮明に思い出せる。


当時携帯を持ってなかったから、最寄り(と言っても10分くらい)のコンビニまで泥だらけのスカートをなびかせながら行き、公衆電話で家に電話。

迎えに来てくれた母の「わーあんた泥臭~い!ハハハ!(笑)」というコメントに安心してちょっと泣く、という、ほのぼのした思い出。

 

そのときとおんなじ風が吹く渋谷。

 

あれからもう15年も経ったんだなぁと感慨深く思いました。


春ですね。

【小話】20 私はなかなかカッコイイ母に育てられた

小学生の頃、大嫌いな先生がいた。
男女差別をする!と当時の私は思い込んでて、一度それを母親に抗議したことがある。すると、

 

「もしそれが本当やったとして、それこそ社会。色んな人がおる社会というものを学べるいい機会やと思う。」

 

彼女はまさかのリアクションを返してきた。


当時の私はキョトーン( ˙-˙ )

 

でも事実、そのあと突入した社会は非常にカオスで、クソみたいな人にも、素敵な人にも、たくさんたくさん出会った。その度に、お母さんの言ってた通りだ、スゲー!と思ってきた。

 

あの時、先生を弁護するでもなく、娘を叱るわけでもなく、「それこそ社会」と言い切った彼女の格好良さが、今では私のお気に入り。

 

それを話すと「えー?覚えちょらんけど私ナカナカいいこと言うね。笑」と満足気に笑っている。

【小話】19 ジブリに見る女神像

今さらながらの、『風立ちぬ』(on TV)。

ジブリ作品にはいつだって、強い中に可愛らしさをふんだんに兼ね揃えたヒロイン達が出てきて、それはそれはオジサンばっかりで作ってるからとてもリアルで、中2病だと言われてもなんでも、結局オトコ達はこーゆー女神が好きなんだってば!!とガツンと言われている気がしてくる。

ジブリの特徴である”風”に、ふわふわと豊かな髪をなびかせ、病気でも強く、とても魅力的な菜穂子嬢。

「手を離さないで」なんて、私は言ったことないし、でも言いたかったのかもしれないし。なんか別の角度からとても泣ける映画でした。とても美しい画だったので、劇場で観ておくべきだったなぁ。。。

 

風立ちぬ公式サイト

http://www.ghibli.jp/kazetachinu/

 

【小話】18 新しい場所に必要なのは、観察

小学生の時に読んだ本に、「新しい場では、とにかくまず観察せよ」的なことが書いてあった。

博打の世界で生きてきた著者の自伝だったかな?とても印象に残っている。

 

「相手に合わせるため」ではなく、「この場で自分を活かすため」としての観察。

言わば、攻めの観察。

その概念はとても衝撃的だった。

 

そしてこれまで、いろんな新しい場に臨むとき、私はあの本のオジサンを思い出してきた。

 

ひたすら黙って、博打の仕組みや勝ち方負け方を観察していた彼を思い、時に黙ることに失敗しながら(笑)観察を続け、居場所を作ってきた。

 

博打打ちの彼に少しは近づけたであろう、私の観察力がこれからどこまで通用するのか。

 

大変楽しみなのである。

【小話】17 職業に貴賎なしの個人的解釈

仕事っていうのは単なる役割分担。
1人の人間がぜーんぶやるのは無理で非効率だから、振り分けてるだけだと思ってる。

 

かけた時間とお金と努力の差はあれど、受付嬢も医者も美容師も、業務を他人にアウトソーシングしている、という形は変わらないわけで。

 

だからモチロン兼務もありだし、もし役割が空いてるなら、自由に行き来もしていい。

 

そういう感じで生きていると、たまに肩書きに乗っかってギャーギャー言ってる人に会うと?( ˙-˙ )?こんな感じになります。