田舎のダメお嬢と呼ばれて

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【地域ルポ】28 (宮崎県宮崎市)宮崎ひなた横丁。このエネルギーを体感せよ

宮崎にUターンするにあたり、就職活動をした。

いきなり地元企業ってのも怖いから、"本社は東京ですけど宮崎でも事業やってます系"ないかなーと探したんだけど、意外とあって驚いた。その一つがこの会社だった。

 

不動産事業にプラスして横丁事業を展開している、アスラボ。

 

すでに山梨県甲府に横丁を作ったということで旅行兼ねて行ったりもして、個人的には盛り上がっていたのだけれど、結果は見事に不採用。

iwamuraakiko.hatenablog.com

 

でもなぜか、現場リーダーから個人的に連絡をもらい、Uターン後にちょくちょくお茶をするようになった。

 

元々は有名農家である彼の話はとても面白くて、さらには紹介してもらったチームのみなさんも面白くて、あぁ、私にはこの関わり方が合っていたのかも、と納得したのだった。不思議なご縁だったけれど、私のUターン後の生活を彩ってくれた、大切な出会いだった。

 

そのチームが本日オープンさせるのが、「宮崎ひなた横丁」。

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あふれ出す、おいしさ。 新しい出会い。 夢。というコンセプトを掲げ、県内の素敵店舗が14店舗集まっている。

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昨日はレセプションということで、少しオシャレして出向いた。

 

汗だくで走りまわるスタッフを横目に、へべすハイボールで乾杯する。かすかな酸っぱさが鼻に抜ける。うまい。

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チームがしっかり足で集めたお店の、気合いの入った料理たち。

それに、宮崎の数々のお酒が合わさる。

料理もお酒も、組み合わせはもちろん自由。

好きなものを食って、呑んで、楽しめー!って姿勢が気持ち良い。

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私も前々職で、飲食店立ち上げを3店舗経験している。初の客入れで吐きそうになる緊張感とか、スタッフが飛んじゃう不安とか、本部の人達の好き勝手な(に見えてしまう)言動とか、色々思い出してしまったけれど、それは次々に届く美味しい料理とお酒がすぐかき消してくれる。

 

きっとこれからもココは、色んなモヤモヤを吸収していく場所になるのだろう。呑み屋ってのは本来、そういう場所なのだ。

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最後に、マンゴータルトがテーブルに届いた。

美味しそうに頬張る同行者の顔を見つつ、〆にスイーツが食べられる横丁って珍しいのかも?と思ったり。(私は甘いものに情熱がないので予想です。悪しからず。)

 

「宮崎の人は、新しもん好きで、飽きっぽい。最初は流行るやろうけど、そのあとどう頑張るかが大事やなぁ~」

 

レセプション後に行ったスナックのマスターが言ってたことはたぶん、どの地域も抱えていること。

 

でもとりあえず、“新しいものが作られる”っていうエネルギーが、私は好きだ。

そして、それが宮崎で感じられていることが単純に嬉しい。

 

本日オープンの宮崎ひなた横丁。

このエネルギー、ぜひ一度ご体感あれ。

miyazaki-yokocho.com

【小話】54 文章の書き方

前に「私、なかなかブログが書けなくて」って言っている女の子がいた。

 

"書くネタがない"のか、"文章化できない"のか、どちらですか?と聞き返したのだけれど、明確な答えは貰えなかった気がする。

 

私の場合は圧倒的に後者で、と言うのも、先日のイラン人しかり、昔からネタは結構降って来るのだ。

iwamuraakiko.hatenablog.com

だからこぼれてるネタもあるし、読んでもらえるレベルに行かずお蔵入りってのもあって、なんだか勿体無い気持ちになったりもする。

 

私の文章の書き方は、

 

1. 頭の中である程度まとめる
2. gmailの新規メールで書く
3. 下書きに保存しひたすら推敲
4. タイミング見てUP

 

という感じ。バスや電車で移動中にスマホで書くことが多い。

 

昔の文章を移して保存しておいたり、パッと浮かんだ感情を記しておいたり、元カレとの別れを短編小説に仕立ててみたり(笑)、色々遊んでいるので、私の下書きBOXは現在210件を超えている。言わばネタ帳みたいなもんだ。

 

その女の子はもしかして、最初から結構きちんと書こうとしていたのかもしれないな?と思い、ココに書いてみました。

 

PCでもスマホでも編集できるので、オススメの方法です。

【地域ルポ】27(宮崎県美郷町)田舎の婚活イベント、その底力。

川でとったウナギや鮎、森で仕留めた猪と鹿を、自分で作った炭で焼いてくれて、みんなでワイワイBBQ。

そうめん流しも竹で手作り。残ったそうめん?流しちゃえ!(魚の餌になって最終的にはうちらの胃袋に入るやろ~)

プチ登山の杖が足りなかったらササッと作り、祭りの時期には神楽や太鼓。

田舎に住む男たちの出来ることって、都会の男たちよりもだいぶ多いんじゃないだろうか?

DIYの域を超えてるそれらを見て、いちいち感動した二日間だった。

神楽坂の街角でイチャイチャしたり、銀座のバーで気取った夜も、それはもちろん素敵な思い出。

でも今は、このワイルドな極上BBQと、私の知らない世界の話がとても楽しい。

そんな田舎の底力にやられ、完全に二日酔いで迎えた朝。

キレイな空気を吸い込んで、帰りの山道に向け気合を入れる。「また来てね~」の笑顔に見送られながら、次回は絶対飲み過ぎない!と心に誓ったのでした。

田舎の婚活イベント。
オススメです。

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どがわ恋物語

https://www.facebook.com/d.koimonogatari/

【小話】53 婚活の神様はペルシャ絨毯に乗って

都城に向かう電車で、とある外国人おじちゃんが隣に座って来た。結構席空いてるけどな・・・?と思いつつ会釈する。

 

すると、ココ(都城)ニイク?ナンジニツク?と聞いてくるのだ。私イヤホンしてるのに、なんかオモロイ人だなと思ってたら、まさかのペルシャ絨毯屋さんだった。

 

東京から売りに回ってるらしく、「えっ!都城で売れるんですか?!」と聞いたら「ウレル」とニッコリ。

 

「デモ、オカネハ、セイカツデキルブン、アレバイイ。ソレイジョウアッタラ、シゴトニ、シバラレテシマウ。」

 

おいおい、超いい意見!
その後もペルシャ絨毯の写真を見せてくれつつ、しばし歓談してたら、
「アナタハ、アタマ、イイトオモウヨ」
なんてニッコリ褒めてくれたりもして、なんだか気分がいい。

 

祖国イランの話に熱が入った所で都城駅に着いた。私は終点の西都城駅まで行くので、ここでサヨウナラ。

 

すると彼は、"娘と同じ中学生くらいだと思ったから話しかけなかった"らしい私に、

 

「サンジューサンサイ・・・モシコドモガホシカッタラ、アトニネンクライ・・・ガンバッテ。」

 

と言う言葉を残し、ニッコリと去っていった。

 

もしかして彼は、ペルシャ絨毯屋に化けた、婚活の神様だったんではないか。


ワタシ・・・ガンバル!

【小話】52 友に学ぶこと。

「あっこはさ、特別キレイでも可愛くもないけど、自分の”見せ方”が上手いんだよねぇ。今日も…なにその透け感!(服のことです)」って、昔ゲイの友達に言われ、爆笑した事がある。

アナタとわたしの「距離感」を正確に判断し、”アナタが見てもらいたいアナタ像"を察知し(”わたしが納得しやすいアナタ像”を押し付けるんじゃなく)、ベストなタイミングで言動に移す。

彼を含むゲイの友達はなぜかおしなべてその能力が高く、お手本にしています。