田舎のダメお嬢と呼ばれて

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小話63 さあ、輪になって騒ごう

何らかの課題をテーブルにあげるために、たまに、ちょっと大げさに騒いだりする。

騒いだ本人が得するわけじゃないので、まぁ、仲間を守りたいとか、公平性とか将来性とか、暑苦しい気持ちがそうさせるわけだ。考えたらこれ、中高生からあんまり変わらないスタンスかも。

 

でもあの頃と違うのは、「自分が選択している」と理解したこと。

「なんで私ばっかり…」「どうしてあなたは動かないの?」なんて不毛な思いは抱かなくなった。

 

解決したいから騒ぐ。騒がないという選択だってある。今回はどっちにしようかな。ただ、それだけのことだ。

【小話】62 自分の機嫌を取れるか問題

仕事中に、自分で自分の機嫌が取れるようになったのは、 30歳でがっつり入ることになった飲食業界の影響が大きい 。

 

受注から納品(オーダーテイクからサーブ)、 そして請求書あげて入金まで(お会計) の流れが一瞬で訪れるライブ感。ここにめっちゃ影響するのが、チームの空気感だった。

 

常に自身は機嫌よく、チームがスムーズに回るよう立ち回ること。その出来は、本当に面白いように日々の売り上げに表れる。

 

あの経験を経て、ムスーっとしてたりする人を見ると、 あー客前に晒されてこなかったんだなと思うようになった。

 

常に一定の機嫌を保てる人を、 私はプロと呼ぶ。

 

これは、本当に難しいけれど、目指したい方向性である。

【小話】61 司書のすごさ

司書たちと仕事をしていてスゴイと思うことは多々あるが、「言語化する力」という点においては特にスゴイと思う。

 

・語彙力が高いため、ストレスなくアウトプットできる
・「公共のサービス」と言う名のもとヤバイ人間達を相手にしてきてるから、忍耐力もすごい

みたいなところだろうか。

 

「まぁ、とりあえずやってみて・・・あとは、ウェイ!」みたいなノリが私は本当に苦手なので、そういう意味ではいま、いい職場にいるなぁと思うのだ。

 

※司書は都道府県や市町村の公共図書館等で図書館資料の選択、発注及び受け入れから、分類、目録作成、貸出業務、読書案内などを行う専門的職員です。(文部科学省HPより)

【小話】60 今日は、3.11

>2018.3.11
何を考え、どう行動するのか。とりあえずyahoo検索はやってみました。

fukko.yahoo.co.jp

 

>2015.3.11
当時、私はイベント屋で、東京の人と付き合っていて、毎日お母さんから地元に帰ってこいメールが来て揺さぶられて、彼の前でも泣いて、コンビニからは何にもなくなるし、不安で不安で仕方なかった。暗く死んだような渋谷を会社の社長と歩きながら「どうなるんでしょうか・・・」とつぶやいたあの日から、4年。

やれることを、やれる範囲で、ずっと続ける。

自分にできる応援は、そういう地道なことしかないと思う。

 

>2013.3.11
昨年度関わった被災地のみなさん、「とりあえず来て、見て欲しい」って言ってた。変わったところも、変わってないところところも、見て欲しいって。

少しずつ、よい方向に向かうように。黙祷。

写真:半年前の陸前高田にて

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【小話】59 7年を経て理解できた感覚

「今日はAって言ってても、明日Bだと言う自由が、私はあると思うんだよねー」

 

昔、年上の同僚女性(仕事できる)と飲んでたとき、強烈にハテナ?と思った事があった。全く理解ができなくて、「ふぅん」て返しつつ二杯目を頼んだ記憶がある。

 

今日Aという答えを出したなら、明日もAを貫くのが正義っしょ?そう頑なに信じていた頃だ。

 

でも、今なら分かる。

 

柔軟である、ということは、自分だけでなく、周りも幸せにする。

 

だから私は、今日Aだと言っても、明日Bと言う自分を許していく。そして周りに対しても、そうありたいと思うのだ。