田舎のダメお嬢と呼ばれて

フリーライター/イベンター 地方公務員の両親のもとですくすく育ち、念願の上京。職を転々としていたダメ娘は三十路を過ぎ、「地域おこし」という夢を見つけた。★お仕事のご依頼はiwamuraakiko★gmail.com(★を@に変えて下さい)

【小話】39 オトナができること

「決断できない」というのは、経験値の無さというより、「責任をかぶりたくない」という臆病な心の現れなんだと思う。 これはきっとクセだと思うから、小さな決断グセをつけてけば、大きな決断ができるようになるはず。きっと。 _______ 昔、不器用な年上の…

【小話】38 大相撲 名古屋場所が始まる~八百長問題にのせて~

>2014.7.2に書いたものです。 録画してたザ・ノンフィクションを見る。 数年前に大問題となった相撲の八百長問題。その渦に巻き込まれてしまった二人とその家族を追いかけていた。 「ごめん、守れなかった、と親方に目の前で泣かれたら、もう何も・・・」 と…

【小話】37 九州豪雨

東京を去る時、自分で送別会をした。 「すぐ引っ越すので贈り物とかいらないよ」と告知したんだけれど、「かさばらなければ受け取ってもらえる?」と申し訳無さそうに手紙や商品券や小物を渡してくる友人たちに、あったかい気持ちになった。("持ってこない"…

【断食ルポ】2-14(兵庫県淡路島)別れの朝はものすごい風

食堂にて。 「ごちそうさまでした~。お世話になりました。」 「はい、お元気で~」 ロビーにて。 「今日帰ります~」 「あらー。次はいつ?」 部屋にて。 「お世話になりました~」 「どちらまで帰られるの??」 あちこちで、別れの挨拶が交わされるのが、…

【断食ルポ】2-13(兵庫県淡路島)雨宮まみさんの死

施設のドクターが、毎週金曜日に講座を開いている。 ・「社会的な自分」と「本来の自分」ここが分かれていないと、この世は生きづらいんです・健康医学は能力ですからね。ちゃんと身につくまでしっかり学びましょう ・メディアが入ったりしますけれども、大…

【小話】36 逃げる勇気

>徹夜!パートナーを帰し、10時までに仕上げる資料をまきとる!やってやるぜ!くーー!(朝7時の投稿) >1時帰りが続いて3キロ太り、4時帰りが続いて2キロやせました >深夜の誰もいないロッカーから家まで、全く止まらない涙に自分壊れたかもと思った。で…

【断食ルポ】2-12(兵庫県淡路島)11日ぶり。下界への旅

11日ぶりのコンタクト。 11日ぶりのお化粧。 11日ぶりに靴を履いて、外へ出た。 復食後にドクターの判断によって出される「神社」ワッペン。 驚愕のデザインはさておき、これが出されると丘の下の神社まで歩いて行っていい(施設外に出ていい)権利が発生す…

【断食ルポ】2-11(兵庫県淡路島)ほぼ読書しかしてません

10日目。 復食が始まってから体重は完全に横ばいになり、今日は少し戻っていた。 代わりに気分はとても上がってきている。 体の芯に力が入るような感覚というか。 「食べる」ってやっぱり元気がでるんだなぁ。 ( ベランダにて撮影) 前回はプログラムにも…

【断食ルポ】2-10(兵庫県淡路島)なぜか最後はアンガーコントロールの話

朝7時、またパチっと目が覚めた。 耳栓はそのまま置いてある。 「おはようございまーす!」おばちゃまから挨拶された。 こ、これは・・・・ 「調子はいかがですか?」 「はい、特に問題ありません!」 イビキおばちゃま、昨日は休戦日でした。ひゃっほー! …

【断食ルポ】2-9(兵庫県淡路島)断食後半は、みーんなワクワク

朝7時、パチっと目が覚めた。 耳栓はそのまま置いてある。 え!イビキおばちゃま、やるじゃん!! 嬉々としてカーテンを開け、朝の空気を部屋に入れる。 今日も快晴。爽やかだ。 あれ?でもおばちゃまの様子がおかしい。 いつもなら「おはようございますー…

【小話】35 「視点」

先日のブログに、夫側の視点が抜けてると指摘してくれた友人がいる。 感謝しながら、記者会見をノーカットで観た。 20分全部観たら、「愛してる」については夫も、家族も含めての言葉と理解してるのかもと推測でき、ニュースの捉え方にいかに私の主観(夫側…

【断食ルポ】2-8(兵庫県淡路島)待ってました、塩分・・・!

昔、クライアント達と行った麻布のお店で、〆はアップルパイが定番だということで皆が頼む中、フレンチフライ的なものを頼んだ思い出がある。 断食7日目の朝を迎え、めっちゃ空腹という訳でもないのに何で辛いのだろう?と考えていたのだけれど、分かった。 …

【断食ルポ】2-7(兵庫県淡路島)朝食は1分で終わる。でもWi-Fiがある。

断食6日目を迎えた。 意外と大丈夫だな、という思いと、 タマゴサンド食べたーいという思いとが交錯している。 (先ほど友人から問い合わせがあり、カフェ検索した) とは言え明日の昼までは、薄あま牛乳生活。 だいたい1分で飲み終わるので、朝は、食堂の横…

【小話】34 小林麻央さんのこと

「愛してる」はきっと、夫だけにではなく、家族、子ども、ファン、闘病仲間みんなに向けてだったんじゃないか? なんか報道に違和感があり、今更ながらブログを全部読みました。 治療の知識をシェアしたり、子どもやお姉さんの話で笑わせたり、闘病仲間との…

【断食ルポ】2-6(兵庫県淡路島)こんにちは、赤ちゃん

そうか、いま、私たちは赤ちゃんなんだ。 午後15時半、午後の巡回終わり。 ベッドに横たわり、レースカーテンが揺れるのをぼーっと眺めながら、ふっとその思いが湧いた。 窓の向こうには、爽やかな日光に照らされて一層彩りを増した、オレンジ色の屋根と緑の…

【断食ルポ】2-5(兵庫県淡路島)痩せたいのは、誰のため?

朝起きて体重を計ってみると、1.8kg減っていた。 おぉ・・・と呟き、経過表に記入する。(詳細は前回参照) iwamuraakiko.hatenablog.com でも実は、私は自分の体型にそこまで不満がない。 「断食に行く」というとどうしても「痩せたい人」に思われるの…

【断食ルポ】2-4(兵庫県淡路島)静けさの価値

自然というものは、結構うるさい。 ピピピ・・・ チュチュチュ・・・ ジーーー 窓を開けたとたん、一斉になだれ込んでくる鳥や虫の音たちに でもなんで、イヤじゃないんだろうなぁ・・・と考える。 4年前の今頃、私は東京の千駄ヶ谷というまちに住んでいた。 新宿、原宿…

【断食ルポ】2-3(兵庫県淡路島)本当の敵は、いびきではなく

午前1時、ベッドの上で、困ったな・・・と小さくつぶやいた。 「寝るのいつも遅いから・・・こんなに早く寝られるやろうかぁ?」 22時の消灯を前に明るく不安そうだったねえやんの豪快ないびきが、 ただいま部屋中に響き渡っている。 2度ほど、トイレに立っ…

【断食ルポ】2-2(兵庫県淡路島)同部屋になったのは、ねえやん

今回の私は「断食2回目の人」である。 だから初めての人にとっては、立派な先輩なのである。 「やから荷物が少ないんやな~」 同部屋のボリューミー姐さん(以下ねえやん)にビックリされ、 イヤ荷物少ないのはどこででもなんですけど・・・の思いは胸に、…

【断食ルポ】2-1(兵庫県淡路島)二度目の挑戦は二日酔いとともに

17:30 宮崎空港を出発し 18:30 関西国際空港に到着 19:00 神戸(三宮)行きバスに乗り 20:15 時間通り三宮に到着した 休日ながら乱れなし。 日本の交通事情はほんとすごい。 「りそな銀行前にいるよ〜」 ラインをすると、そこにいて!とスグ返ってきた。 今…

greenz.jpに書きました

初めてちゃんと取材して、 書かれる人のことを考えながら、 何度も何度も書き直しました。 とても苦しかったけど とても勉強になったお仕事でした。 優しく鋭く楽しい文章で 何かいい変化を埋めるように。 もっと精進してゆきたいです。 ---------- 「やめら…

【小話】33 組織が大好きなのに。

猫好きの猫アレルギーみたいなものかもしれない。組織が好きなんだけど、これまであまり上手くいかなかった。大学卒業後、5社ほどに勤めた。社員数10名~1000名くらいの幅。業種も結構バラけてたと思う。入った組織全てで 「スキル上げて上にいったる~!」…

【地域ルポ】25(和歌山県高野山)奥之院でキラキラおじさんに出会った

三度目の奥之院へ。ニコニコと一休みしてる清掃スタッフに「いい天気ですねぇ」と挨拶したら、彼の人生を約30分かけて語ってくれた。 5箇所ほど蚊に刺されつつもそこを動かなかったのは、話がめちゃめちゃ面白かったから。 鹿児島出身。体が弱く学校に行けず…

【地域ルポ】24(和歌山県高野山)イッツア仏教ワールド

ゲストハウスで一緒になった子(以下Mくん)が 「明日、知り合いのお坊さんとランチなんです」 と言うので、お邪魔でなければ・・・とご一緒させてもらった。 めちゃめちゃ感動したのでメモしておきます。 1.昔はお寺というのは「土地(収入源)」とセッ…

【地域ルポ】23(和歌山県高野山)”じぶんパワー”がいっぱい、地方創生会議

営業歴も長かったので、誰かが話すと、 ”ベクトルが自分に向いてるのか相手に向いてるのか” がとても気になってしまう。 私もかつてそうだったように、 聞いて聞いて聞いて! そして私を認めて認めて認めてーーー!! という気持ちの渦巻くイベントだったな…

【小話】32 温かいサバイバル

いつも8時起床だが、Wi-Fi業者が来るので7時半に目覚まし。 ベッドの上でまったりしていたら、なにやら一階が騒がしい。 ん?ラジオかな? しかししばらくすると無音になったりするので、両親が話しているのだと理解する。 「おはよ~」「おはよう!」「えら…

【小話】31 28歳のイベンターが稲盛氏を読むと

※2013年に書いたものです ブックオフや、俺のフレンチ・イタリアン創業者の坂本氏が、師と仰いでる方の本。京セラ創業者の稲盛氏81歳。 P162 決断についての章「リーダーは家に帰っても奥さんから相談を受け・・・(省略)」に、あちゃーといったん止まる。 い…

【小話】30 家事とクリエイティブ

「得意料理は角煮です」みたいな外見に反して、私は料理が嫌いだ。 アイルランド留学時代はmicrowave girlと呼ばれ、 東京時代には、あるときオリーブと白ワインしか入っていない様を見て、冷蔵庫を捨てた。(でも白ワイン冷やしたくて結局ミニのやつ買った…

【地域ルポ】22(鳥取県)幽霊さん、あの時はごめんよ

昔から、ココなんかやだな、くらいのごくごく弱~い霊感?はあって、そう言えば、鳥取はリアルにそれに出会ったところだ。 イベント屋時代に一度、出張で来たとき。予算管理もしてたので少しでも利益残すべくめーっちゃ安いホテルを探した。 北口を出て15分…

【地域ルポ】21(岐阜県石徹白)石徹白洋品店のこと

今回泊まらせていただいたところは、実は「石徹白洋品店」と言うお店である。 「これが草木染めって言って、うちの奥さんがやってるんだけど」 こっちが電気、こっちがお風呂で、の流れで、家主さんがさらっと説明してくれる。 あれ?なんかこの前テレビで・…