【断食ルポ】 7
2016.1.22 14:40
はっ・・・緑が美しい気がする・・・!
渡り廊下を通っていたら衝撃が走ったけど、
イヤイヤ陽が昇ったからでしょ、とすぐ気付く。
朝の曇天が嘘のような、晴れ渡った青空。
を窓越しに見ながら、先生の講義が始まった。
「人間はね、科学的にも医学的にも生かされとるんですよ。
”生かされている”という事実を理解することが、すごく大事。
こういう表現するとすぐ宗教、道徳に結びつけるんですが、そうじゃなくてね、
事実として理解して欲しい。
細胞たった一つだって、人間は作れないし、心臓も自力じゃ動かせない。
しかも、太陽、水、酸素すべてタダで平等に与えられているでしょ?感謝もいらない。感謝せんかったら朝陽が昇ってこんかったいうことはないですよね?(笑)」
大阪出身で元大学病院内科医の先生による、
ゆったり口調ながらも面白くスッキリした内容の講義。
「日本人は”滝に打たれて石になる”いうんが好きですけどね、それは一次的に感情を捨てるということ。根本療法という概念から言うとだいぶ違うんですよね。逆に心身相関がひどなってきますから」
・健康医学は心身医学。これは学問である。
・”モノ”の時代から“こころ”の時代に入った今、それを学ぶ場がないことが無用な苦しみを生んでる。
・現代医学は体に特化してる&病気になった後の医学なので、フィールドが違う。
・”社会”というのは、ご飯を食べるための単なるシステム。自身の存在価値はもっと大きなくくりで見らなあかん。
・ストレスは「生命力」と「充実感」が握っている。これがあればストレスはなくなる。
昨夜読んだ本の復習みたいな感じで、内容もう少しちゃんと消化しないとですが、
「健康医学は学問。だから身につけたら一生モン」
というのがとても納得できた。
だからこそ、身につくまで再入所を勧めるのであり(ストレスある人は3か月間隔、ストレスない人は年1回位が望ましいとのこと)、
DVDを観て復習を勧めるのであり(公的施設のため、6時間のDVDが500円で販売中とのこと。驚愕)、
長期の1回より短期の数回の入所を勧めるのだ(姐さんはそれを遵守していたのか!さすがです!)、と。
資格取りたいから学校通う、と一緒の感覚なのである。
その位重要なことだから、5日間程度で分かった気になってたらあかんよ?と言われてる気もした。
気をつけよう。
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<いま食べたい物>
なし
<理由>
なんだか、お腹が、ぐるぐる動いている。
食後に消化しているときみたいな、そんな感じ。
お通じも来たし、もう少ししたらお腹空くかも?