昔行った合コンで、ある男性にキレられたことがある。
彼が東北ボランティアに行った、という話題が出た時だった。
誰と行ったのかや、ボランティア内容なんかを聞き、すごいですね~とひと通りのリアクションを返した後、そう言えば・・・と切り出した発言の直後だった。
「この前何かで、ボランティアの数に現場の体制が追いつかなくて、うまく作業分担ができていないっていうのを読みました。やはり色々と課題あるんですかね~?」
「・・・て言うか、つべこべ言わずにとりあえず、行くべきでしょ!内容云々じゃなくて、まず行くことに意義あるし!!」
ちょっと場がしーんとなるくらいの苛立ち。
後ろの水槽で泳ぐ魚達も、少し驚いているように見える。
・・・あれ???ごめんなさい。私何か気に障ることいいました??
ショックとハテナの中、当時イベント屋でぐりぐりのスパイラルパーマだった私は、固まってしまった。
私も仕事で東北に関わっている話を飛ばしたからかな・・・?
合コンの盛り上がり自体にご不満があるのかな・・・?
私がぐりぐりのスパイラルだからかな・・・?(違うか、笑)
結局最後までそのハテナは拭えず、少し後味の悪い合コンになったのだけど、
何かのタイミングでこの前ふと思い出して、分かった。
彼は「活動している自分が好き」な人だったんじゃないだろうか。
あの時の話の中心は”彼自身”であるべきだったのだな、と。
世の中に結構多い、「●●やっている自分が好き」な人たち。
私自身も多分にその要素があるので、
ホントに気をつけねば・・・と思うのであります。