読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

田舎のダメお嬢と呼ばれて

地方公務員の両親のもとですくすく育ち、念願の上京。職を転々としていたダメ娘は三十路を過ぎ、「地域おこし」という夢を見つけた。

【小話】4 ~過去の仕事シリーズ~ 夢の国のキャスト編

~過去の仕事シリーズ~ 夢の国のキャスト編

18歳で大学進学のため上京(埼玉だけど)した私を待っていたのは、夢の国でのバイト募集情報。

「え!テーマパークでバイト?時給800円?めっちゃいーやん!」

時給600円代の世界からやってきた私は関東の時給相場を知らず、時給いいし、どうせなら面白そうなのがいいよね~という軽い気持ちで面接に向かいました。

結果、グッズ販売で採用。
フリフリのブラウスに赤リボン、チェックのロングスカートというなかなかのコスチュームでキャストデビューしたのでした。

「こんにちはぁ~^^」「ありがとうございまぁす^^」

あの特有の喋り方は、周りがそうだから伝染していくのですね。毎日戦場と化すレジを必死で捌きながら、本当にたくさん失敗をしました。

・急いでいてあるキャラクターに”さん”をつけ忘れたら社員に怒られた
・あるグッズを、隣の店に聞きにいくだけで良かったのに持ってきて自分の店でゲストに売ってしまった
・マグカップ5個なのに50個で会計してしまった
・休みに髪を染めすぎて、連休明けに出勤したら帰らされた

etc....

ほんと、オイオイ、という学生バイトでした(笑)

でも都度、先輩方は投げずに優しく助けてくれた。

あとは、独自の仕組みでスタッフのスキルとモチベーションが保たれるように配慮されていたことも、今になってみれば分かります。
だからそんなアホ学生でも、1キャストとしてなんとか仕事ができていたのだと思う。やはり仕組みって大事。

留学のため8か月で卒業させてもらいましたが、初バイトが夢の国で良かった、と今でも感謝しています。

そしてあの頃の私を辛抱強く指導してくださった先輩方にも、本当に感謝。

今度は私が返す番。

ということで初バイトの子にはより、暑苦しくなるのであります(笑)