田舎のダメお嬢と呼ばれて

フリーライター/イベンター 地方公務員の両親のもとですくすく育ち、念願の上京。職を転々としていたダメ娘は三十路を過ぎ、「地域おこし」という夢を見つけた。★お仕事のご依頼はiwamuraakiko★gmail.com(★を@に変えて下さい)

【小話】5 ~過去の仕事シリーズ~ 選挙ウグイス編

~過去の仕事シリーズ~ 選挙ウグイス編

友人の友人のお父様が出馬するということで、区議会議員選のウグイスをやったことがあります。

もう何期もやられている方で再選をかけての戦い。

でも支持者の高齢化もあって今回は危ういかも・・・という状況でした。

 

朝8時から夜8時までみっちりとウグイスに徹するのですが、学生だった私には有難いバイト代だったこともあり、とにかく数日間がむしゃらに頑張りました。

 

・電信柱の住所は見逃さず、「●●丁目のみなさま~」と盛り込むこと
・手を振ってくださる方には「2階からありがとうございます!」などすぐにリアクションを返すこと
選挙カー(通称”センシャ”)のスピードが遅い(=住宅街など)ときはマニフェストを、速いとき(=大きい道路)は名前を連呼すること

などなど・・・・

初のお仕事に戸惑いまくり。

 

歩きながら遊説することを”桃太郎”というのですが、これも地味にきつかった。

あと先生はマラソン遊説とやらをやっている方で、トラメガ抱えて一緒に走ったりもした。

雨が降ってもセンシャの窓は閉めず、びしょぬれで手を振る。

剥げ落ちる化粧に、枯れていく喉。

事務所に戻って奥様の入れてくれる柚子茶を味わった後、ぐったりしながら丸の内線に乗って帰る数日間は、もはや修行でした。

 

でも、コムスメ時代に、大人が本気で戦う姿を見られたのはとても貴重だったと思う。傍から見ると時々滑稽にも映る選挙活動ですが、中身は大真面目で、大の大人がここから4年の職をかけて、なりふり構わず戦っていました。

 

結果、先生は無事に当選し、とても嬉しかったことを覚えています。

そしてバイト代は、少し豪華な飲みへと姿を変えたのでした。

 

と書きながら思い出したこの映画。
2が出ていた!面白くてオススメです。

映画『選挙2』公式サイト