田舎のダメお嬢と呼ばれて

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【小話】11 ホチキスの話

世の中には二種類の人間がいる。
ホチキスの芯を、補充する人としない人。
「あ、芯きれちゃった」の後に、補充するか、その他のホチキスを手に取るか。

他にも、世の中では”気づいた人がやればいい”ことってすごく多い。そうすると、”気づく人”が結局それをやることになる。それがすっごく損だなぁって昔思ってて。

気づいちゃうと気持ち悪いからやる。それによって自分ばっかり仕事増える感じがする。でも気になる。悶々・・・みたいな。

あと、気づいた人は注意する義務があるって思ってたから、結構周りに言うタイプだった。幼少期から結構最近まで、ずっと。ほら、学級委員だったし?(笑)

でも、それって全然意味ないって分かった。

自分と他者は、育ちもキャパも得意分野も違うのだって最近やっと分かったから。
気づいたポイントがズレているのかもしれない。本当に何も考えてないのかもしれない。私だって気づいない事柄たくさんあるだろうし。

自分がやりたいのならやればいいだけの話。
何の義務もプレッシャーもなく、やりたきゃやればいい。やらなきゃやらないでいい。

仕事もしかり。

背負え、と言われていないものを背負う必要はなしナンデスネー!
それに気づいて、めっちゃ楽になったのです。

なんだかうまく表現できていない感じがするけど、私にとっては革命だった。

あるメルマガの相談コーナーにて。

教師「子どもが靴を揃えません。どうしたら靴を揃えさせることができますか?」
回答者「大丈夫です。何も言わずにあなたが揃え続けて。いつか子どもは気づきます。」

ウンウン、きっと世の中ってそういうモンだと、今ではめっちゃ思います。