田舎のダメお嬢と呼ばれて

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【小話】25 元ヒップホップダンサーがなぜヨガにハマったか

今は見る影もないけれど、昔ダンサーを目指していた。
ジャンルはヒップホップ。
女性2人でチーム組んでクラブのショーケースに出て、色々オーディションにも行って。

 

当時流行ってたsexy路線のガールズヒップホップではなく、女性を捨てずに、どれだけ黒いgrooveで踊れるかを目指してた。

 

だけど、常に不安だった。

 

吐きそうになりながら考える振りがカッコいいのか否かは不明だし、
上手いダンサーはウジャウジャいるし、
みんなオシャレだし・・・

 

ちょっとだけロンドンのスクールにも行ってたけど、海外はそれがより顕著だったように思う。
(日本人コンプレックスが乗っかってるからより酷く思ったのかも)

 

去年初めてヨガを体験した時、

 

「自分の気持ちの良い角度で手を伸ばして下さい」

 

って言われて、ものすごい衝撃だった。

 

私は"気持ちの良い角度"ではなく、"見栄えのする角度"しかやったことなかったから。

ずっと、「観られる」ために踊っていたからだ。


これ、魂レベルでダンス踊ってたらそうならないと思うけど、たぶんダンサーのほぼほぼは、そうなんじゃないだろうか。 

PVとかショーケースとかコンテストとか、常に「観られる」ことを意識する。


でも、ヨガはそうじゃない。


気持ちの良い角度で、無理をせず、自分の軸とつながる事に集中すればいい。

 


うぉー!なんて優しい概念なんだーー!!

 


これが、私が自分でヨガイベントを主催するほどになった理由である。

 

 

追記: 仲間達がたくさんいるクラブで当時の音がかかる時は例外です。観られるなんて気にしない!ワカチコワカチコー!