私は、ひょうひょうとしてるとか、器用そうとか言われることがあるのだけれど、全然そんなことはない。
営業時代は自分のトークをひたすら録音したし、イベント屋時代はプレゼン練習して寝不足で客先に行ったし、カフェに入った時はグラスとお皿の3つ持ちを必死で練習した。
その根底には「怖さ」があったように思うのだ。
自分のダメさを知られたくなかったり、先輩に迷惑かけちゃいけないだったり、お給料に見合う仕事をせねば、という事だったり。とにかく「今の自分は一人前ではない」という「怖さ」を転職のたびに感じてきた。
今思えば、その「怖さ」に晒される事で得たものは、結構大きい気がする。現状の自分に安心し過ぎてるのもまた、人生全体で見た時にはチャンスロスな気もするから。