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田舎のダメお嬢と呼ばれて

地方公務員の両親のもとですくすく育ち、念願の上京。職を転々としていたダメ娘は三十路を過ぎ、「地域おこし」という夢を見つけた。

【小話】7 ~過去の仕事シリーズ~ イベントディレクター編

~過去の仕事シリーズ~ イベントディレクター編

ジュエリー営業を辞めた私は、またの求職活動に入りました。
フリーター上がりでブラック企業2か月で辞めてる私、そんな人材どこが採ってくれるのよ・・・と覚悟は出来てましたが、悶々と2か月が経過。
当時住んでた初台の家でお酒を飲む日々が続いてました。(不安で暇だと人はお酒に逃げるということが判明。まぁ、幸せで忙しくても飲むんだけれど、笑)

 

そんな中拾ってくれたのが、あるイベント会社でした。

 

ある大きな組織の下請け会社的な存在だったそこは、
ある大きな音楽イベント事務局のアシスタントを探していて、
奇跡的にそのポジに就けることに。

「出向」という形でお邪魔する、私には縁のなかった大きな組織。
でも言わば事務局内は業者寄せ集めチームで、
皆さん気さくで優しくて、すごく楽しかった。

 

私に備わっていなかった”一般常識”というものも、
一緒に出向してた先輩はじめ皆さんに教えてもらいました。
(青グラデネイルは職場に向かないのだな、とか。超初歩!笑)

 

そのチームのボスが、前にも一度書いたけれど、
「指示が通らないときは、指示の”出し方”が悪かったと思うことにしている」という、今でも大事にしている言葉をくれた人。

 

私はやる仕事が自分の中に落ちないと動けない、面倒くさい人間だったけれど、それにも辛抱強く付き合ってくれました。今思うと本当に恥ずかしい。感謝です。

 

あと社内で言うと、そこでは「下請け根性」みたいなのをものすごく学ばせてもらった。

これ、最初から名のある企業に入った方は永遠に学ぶ機会ないと思うのだけれど、とても貴重だったなと思っていて。

 

・常にクライアントに寄り添え!
・「No」ではなく「考えさせてください」と言え!
・でも、最後のプライドは捨てるな!

 

みたいな?(笑)

 

出向後は官公庁の仕事などもやりましたが、「業者」の扱いがうまい人ととそうじゃない人、色々出会って色んな思いをしたので、今でも結構敏感です。(でも、「業者」としてプライドもって仕事してない人にも敏感です。)

 

3年半いたその会社では、一応イベントディレクターとしてイベントを担当できるくらいにはなりました。

 

数ヶ月後の「本番」に向かって加速していく準備期間、広告打って集客して、ぽこぽこ現れる問題点を一つずつ潰す感覚、本番前日の不安と期待の入り混じった緊張、本番中のドキドキ、終わった後の美味しいビール、まったりと報告書と請求書作成してーの、次の仕事の見積もり作成&営業。

 

なんだか「学祭の延長」みたいなイベントの仕事、好きだったなぁ。

 

そして高校生の全国地域おこしコンテスト事務局を経験したことをきっかけに、私の夢が決まります。

 

「自身も地域おこしができる人材になりたい!」

そうして私はまた、転職を重ねるのでした。

つづく。