小学生の時に読んだ本に、「新しい場では、とにかくまず観察せよ」的なことが書いてあった。
博打の世界で生きてきた著者の自伝だったかな?とても印象に残っている。
「相手に合わせるため」ではなく、「この場で自分を活かすため」としての観察。
言わば、攻めの観察。
その概念はとても衝撃的だった。
そしてこれまで、いろんな新しい場に臨むとき、私はあの本のオジサンを思い出してきた。
ひたすら黙って、博打の仕組みや勝ち方負け方を観察していた彼を思い、時に黙ることに失敗しながら(笑)観察を続け、居場所を作ってきた。
博打打ちの彼に少しは近づけたであろう、私の観察力がこれからどこまで通用するのか。
大変楽しみなのである。