都城に向かう電車で、とある外国人おじちゃんが隣に座って来た。結構席空いてるけどな・・・?と思いつつ会釈する。
すると、ココ(都城)ニイク?ナンジニツク?と聞いてくるのだ。私イヤホンしてるのに、なんかオモロイ人だなと思ってたら、まさかのペルシャ絨毯屋さんだった。
東京から売りに回ってるらしく、「えっ!都城で売れるんですか?!」と聞いたら「ウレル」とニッコリ。
「デモ、オカネハ、セイカツデキルブン、アレバイイ。ソレイジョウアッタラ、シゴトニ、シバラレテシマウ。」
おいおい、超いい意見!
その後もペルシャ絨毯の写真を見せてくれつつ、しばし歓談してたら、
「アナタハ、アタマ、イイトオモウヨ」
なんてニッコリ褒めてくれたりもして、なんだか気分がいい。
祖国イランの話に熱が入った所で都城駅に着いた。私は終点の西都城駅まで行くので、ここでサヨウナラ。
すると彼は、"娘と同じ中学生くらいだと思ったから話しかけなかった"らしい私に、
「サンジューサンサイ・・・モシコドモガホシカッタラ、アトニネンクライ・・・ガンバッテ。」
と言う言葉を残し、ニッコリと去っていった。
もしかして彼は、ペルシャ絨毯屋に化けた、婚活の神様だったんではないか。
ワタシ・・・ガンバル!