田舎のダメお嬢と呼ばれて

フリーライター/イベンター 地方公務員の両親のもとですくすく育ち、念願の上京。職を転々としていたダメ娘は三十路を過ぎ、「地域おこし」という夢を見つけた。★お仕事のご依頼はiwamuraakiko★gmail.com(★を@に変えて下さい)

【小話】53 婚活の神様はペルシャ絨毯に乗って

都城に向かう電車で、とある外国人おじちゃんが隣に座って来た。結構席空いてるけどな・・・?と思いつつ会釈する。

 

すると、ココ(都城)ニイク?ナンジニツク?と聞いてくるのだ。私イヤホンしてるのに、なんかオモロイ人だなと思ってたら、まさかのペルシャ絨毯屋さんだった。

 

東京から売りに回ってるらしく、「えっ!都城で売れるんですか?!」と聞いたら「ウレル」とニッコリ。

 

「デモ、オカネハ、セイカツデキルブン、アレバイイ。ソレイジョウアッタラ、シゴトニ、シバラレテシマウ。」

 

おいおい、超いい意見!
その後もペルシャ絨毯の写真を見せてくれつつ、しばし歓談してたら、
「アナタハ、アタマ、イイトオモウヨ」
なんてニッコリ褒めてくれたりもして、なんだか気分がいい。

 

祖国イランの話に熱が入った所で都城駅に着いた。私は終点の西都城駅まで行くので、ここでサヨウナラ。

 

すると彼は、"娘と同じ中学生くらいだと思ったから話しかけなかった"と言う私に、

 

「サンジューサンサイ・・・モシコドモガホシカッタラ、アトニネンクライ・・・ガンバッテ。」

 

と言う言葉を残し、ニッコリと去っていった。

 

もしかして彼は、ペルシャ絨毯屋に化けた、婚活の神様だったんではないか。


ワタシ・・・ガンバル!