田舎のダメお嬢と呼ばれて

ライター/イベンター/フォトグラファー ★お仕事のご依頼はiwamuraakiko★gmail.com(★を@に変えて下さい)

2017-01-01から1年間の記事一覧

【小話】28 好き嫌い、出していきます宣言

本来、私はとても、食と人の好き嫌いが激しいらしい。 幼少期に、出された物は残さず、人には平等に接するよう躾けられたので、全然気づかなかった。 食はともかく、人を選んでると視野が狭くなるから危険だよなぁと、20代半ばから意識して色んな人と沢山関…

【小話】27 サービスを受ける側の心得

過去に働く側をやってみて学んだ、各シーンで気を付けてること。 サービスって共同作業だと思うから。する側も受ける側もクリエイティブでありたいものです。 【夢の国編】◯どんなにレジが並んだってご機嫌でいよう キャストは必死でさばいてる。プレッシャ…

【小話】26 学生と働くときに気をつける6つのこと

ここ数年、学生と仕事をすることが多かった。これからしばらく無くなると思うので、私が気をつけてたポイントを書いておきます。 色々失敗したけど、学ばせてくれてありがとう。なんか昔暑苦しいババァがいたな、といつか思い出してくれたら嬉しいな。(そこ…

【小話】25 元ヒップホップダンサーがなぜヨガにハマったか

今は見る影もないけれど、昔ダンサーを目指していた。ジャンルはヒップホップ。女性2人でチーム組んでクラブのショーケースに出て、色々オーディションにも行って。 当時流行ってたsexy路線のガールズヒップホップではなく、女性を捨てずに、どれだけ黒いgro…

【小話】24 ララランドで、なななみだ

ララランドを観た。 鹿児島の天文館シネマパラダイス、略してテンパラと言うらしい、テンション高めの映画館で。 あれを観て、泣かない人はいるのだろうか。 彼との思い出、 頑張ってた自分、 諦めた夢、 幸せな日々、 投げかけられた言葉たちと、 投げかけ…

【地域ルポ】17(鹿児島県鹿児島市)鹿児島にちゃんと来たのは初めて

駅ビルに観覧車と 街に出ると路面電車。 私が好きなものが二つもあって、いきなり鼻息荒くなってしまう。 たぶんちゃんと訪れたのは初めての、鹿児島。 今回訪れた目的は、移住ドラフト会議にエントリーしたため。 イベント詳細はこちら http://mishima.link…

【小話】23 震災を自分なりに考えたら不思議なご縁に恵まれた話

>2014.3.12 前職のイベント屋時代、被災地に実際に行く機会が数回あった。 リンゴ農家さんとか、漁師さんとか、実際に働くお父さんたちやその家族の話を生の声で聞く体験ができたこと。すごーーく貴重だったと思う。 みな口をそろえて「忘れてほしくない」「…

【小話】22 ”編集する”ということ

イベントディレクターだったとき、とある番組を作る場に立ち会った事がある。 「地方活性を頑張る高校生を追う」が目的だったのだけれど、バラエティ出身担当者の面白がり方のズレた編集に、クライアントがブチ切れてしまった。 重い空気の漂う試写室内で皆…

【小話】21 春一番の思い出

故郷で、田んぼに落ちたことがある。 猛烈に吹き荒れる風に身を任せながら田んぼ道をチャリ通学してたら、まさかの無風スポットがあって。 それは一瞬だったけど、高校2年生だった私に「羞恥とはなにか」をしっかりと教えてくた。 ひっくり返る空、 その日に…

【小話】20 私はなかなかカッコイイ母に育てられた

小学生の頃、大嫌いな先生がいた。男女差別をする!と当時の私は思い込んでて、一度それを母親に抗議したことがある。すると、 「もしそれが本当やったとして、それこそ社会。色んな人がおる社会というものを学べるいい機会やと思う。」 彼女はまさかのリア…

【小話】19 ジブリに見る女神像

今さらながらの、『風立ちぬ』(on TV)。 ジブリ作品にはいつだって、強い中に可愛らしさをふんだんに兼ね揃えたヒロイン達が出てきて、それはそれはオジサンばっかりで作ってるからとてもリアルで、中2病だと言われてもなんでも、結局オトコ達はこーゆー女神…

【小話】18 新しい場所に必要なのは、観察

小学生の時に読んだ本に、「新しい場では、とにかくまず観察せよ」的なことが書いてあった。 博打の世界で生きてきた著者の自伝だったかな?とても印象に残っている。 「相手に合わせるため」ではなく、「この場で自分を活かすため」としての観察。 言わば、…

【小話】17 職業に貴賎なしの個人的解釈

仕事っていうのは単なる役割分担。1人の人間がぜーんぶやるのは無理で非効率だから、振り分けてるだけだと思ってる。 かけた時間とお金と努力の差はあれど、受付嬢も医者も美容師も、業務を他人にアウトソーシングしている、という形は変わらないわけで。 だ…

【地域ルポ】16 (山梨県甲府市)いい街には、いい美術館もある

ーミレーはこの時期、生活のために肖像画を多く手がけた。この絵のモデルとなったのは〇〇。ミレーの最初の妻である。もともと体の弱かった彼女は22歳で他界した。その時ミレーは29歳。子どもはなかった。 ゲストハウスの方が親切にも送ってくれて、10時過ぎ…

【地域ルポ】15 (山梨県甲府市)いい街には、いいスナックがある

やはりここにしよう、と意を決してドアを開ける。 「あら、いらっしゃい」 白髪混じりの細身ママの向かいで、おじ様が気持ちよさそうに歌っていた。隣には華やかなおば様。 「ビール下さい」と私。 「ハイボールできますか?」と友人。 「ママ、こんなに若い…

【小話】17 リボーンの意味合い

旅先で、せっかくだし参っておくか、と向かった神社。進むうちになんだか細い階段を上る羽目になり、そのまま受付っぽい所に出た。 「そちらに座って。それで、これからどうしましょう?」机越しに、見知らぬ女性に聞かれる。 「ん?将来的にですか?」怪訝…

【小話】16 スケジュールを立てるということ

イベント屋になったとき、初めて覚えたのは”スケジュールの立て方”だった。 本番日から逆算して、 小さいイベントで2~3か月、大きければ1年単位でたてていく。 リハ・仕込み日、最終打ち合わせ日、募集締切日、チラシ入稿日、台本&マニュアル完成日、各…

【小話】15 『舟を編む』で昔やった実験

※数年前にやった文章モノマネ実験です。 (ベース)昼過ぎに起きる。本を読みながらお風呂。『舟を編む』。洗濯したあと恵比寿へ。足裏の角質が気になって通ってるフットケア。この前マッサージのうまさにやられた担当者を初の指名。今日も素晴らしかった。 --…