田舎のダメお嬢と呼ばれて

ライター/フォトグラファー ★お仕事のご依頼はiwamuraakiko★gmail.com(★を@に変えて下さい)

小話82 官と民

これまで民間企業にいて良かったなと思うのは、常に「お客さまはだれ?」と思えるようになったこと。

 

お客さまはだれ?
何のためにやってるの?
結果は出てる(そのモノやサービスは求められてる)?

 

取引先やお客さまから流れてくるお金がお給料に反映される世界には、良くも悪くも厳しさがあった。学ぶことは多かったと思うのだ。

 

とは言え、お客さまを騙して巻き上げる側面もあったのは事実。ドブラック企業にもいたしね。笑

 

今勤めているのは、図書館。

指定管理会社の社員とは言えど、行政に限りなく近い現場にいる。

 

いろんな違和感もありつつ、お客さまを騙す局面がないことはとても心地よく、割と気に入っている。

 

あとはお給料問題と(特に司書給与の底上げって日本の課題だと思う)、自分がここでいつまで、どんな役割で動いていくのか引き続き考えないとなぁ、と思ってたら久々に寝落ちしてました。

小話81 この世に"性格の良いブス"はいない

過去に指導した学生アルバイトや新人(サンプル80人足らず)の話なので聞き流してもらって良いのですが、男女問わず、"性格の良いブス"っていないと思っています。

 

"美人やイケメンは性格が悪い"なんて大ウソ。それを理由にイジメられたりしていなければ、やはりブスの方が圧倒的に性格は曲がっているな、というのが実感値としてあるのです。

 

それは、「注意をした時」に如実に表れます。

 

ビジュアルの良い子は、注意した時にちゃんと聞くことができる。注意をそのまま受け入れるか、一旦受け止めた上で反論してきます。

 

でもブスは、秒速で自分を守ろうとする。「でも」とか「やろうと思ってました」とか、損でしかない言葉を発しながら、必死に抵抗する子が多いです。

 

その理由は、「肯定されてきたか否か」ではないかなと思っていて。

 

ビジュアルってのは手っ取り早く承認欲求を満たしてもらえるものだから、幼少期にここをしっかり満たされてきた否かって、大事なのではないでしょうか。

 

私も肥満児ブスだったので、その気持ちが痛いほどわかるのです。

 

ブスは他者からの"承認"より"否定"をたくさん受けて育ちます。だからこそ、ナチュラルに自分を守ろうとしちゃう。代わりに他の分野で頑張ってみたり(プライドだけ高くなる)、殻に閉じこもったり(コミュ障気味になる)、何だかんだでこじらせて成長してしまう。

 

女性だと、海外でオリエンタルビューティを見出されて調子に乗ったり(ハイ私ですね)、お化粧や愛嬌で克服できたりもするのですが、男性のブスは結構深刻。日本人男性は海外であまりモテませんし、お金でどうにかなる時代も過ぎたので、結構生きにくいのではないかと思います。

 

でも、ビジュアルなんて評価のひとつ。そこに拘泥する必要はないし、もしそこから影響を受けていたら調整すればいいだけの話なのです。

 

だからこそ、性格の悪いブスを預かった時には、「そんなスタンスのままじゃ、この先もっと生きにくくなるよ」というメッセージを伝えてきました(もちろん、あなたはブスだからとは言わない)。

 

ブスなことが悪い訳じゃなくて、それをどう受け止めるかだけの問題なのです。そこを軽やかに転換してるブスはこの世にたくさんいるのだから。





ブスな自分とうまく付き合うこと。それができたとき、あなたはもうブスじゃなくなるんだよ。#あきを (格言ぽい事言う時に現れます)

小話80 ライター2年目のつぶやき

自分の話を書くのならいくらでも失敗できるけど、人の話を書く時は失敗できない。当たり障りのない書き方じゃあ伝わらないし、切り込み過ぎても重くなっちゃう。そこをクリアできるだけの思考や表現のパターンを持ち、選択できることがプロなんだと思う。プラス、最近は写真も撮り始めた。そうすると、同じ問題が今度は写真にも生まれるわけだ。追いつかん!苦しいよー!頑張るけどー!がホンネです。

小話79 他人の課題をとってはいけない

思えば昔から、相談を受けるのが好きだった。
彼氏できたことないのに恋愛相談とか乗っちゃうタイプ(イタイ)。

 

そのうち、相談だと言われてなくても、話しているうちに、あれ?あなたここ悩んでる?じゃあこうしたらいいんじゃない?と解決法を伝授したがる人間になった。

 

そうすると相手から感謝されたりするもんだから、また有頂天になって、調子こいて相談に乗って。

 

でもそんな時、「他人の課題を取ってはいけないよ」とある人に言われた。

 

ヨガをやっている人だったんだけれど、もう、ズドーーーン!と響いた。

 

人の課題を勝手に取って、解決法を伝授して、スッキリしたり、

 

人の課題を勝手に取って、共感して、ズルズルしたり、

 

それらぜーんぶ、自分のエゴなのだ。

 

それ以降は人の話を聞くとき「これは私の課題か、そうじゃないか」をまず考える。

 

そして人の課題を取りそうになっているときは、自分に警報を鳴らすようにしている。

しかし、これが本当に難しい。特に仕事場では。

 

そんなブレブレな軸をどうにか保つためにも、ヨガを続けています。

 

#わたし流丁寧な暮らし

小話78 私の3.11

当時、私はイベント屋だった。
渋谷・宮益坂上の6階のオフィス。揺れはすぐに激しさを増し、コーヒーがデスクに飛び散った。まっすぐ歩けないほどの揺れ。みんなで慌てて青学に避難する途中、電信柱がぐわんぐわん揺れる様に、心底怖いと思った。

 

母からは毎日、宮崎に帰ってこいメールが来る。コンビニからは何にもなくなるし、自粛ムードで仕事も無くなるし、不安で不安で仕方なかった。当時付き合っていたのは東京の人で、彼の前でも泣いてしまう。毎日続く余震。テレビを付ければ悲惨な話や同じCMばかり。

 

「今あんたが東京におらんといかん意味はなに?!」という母の言葉に、ハッキリ答えを返せない自分。でも私は東京から離れたくなくて。

 

ネオンが消え、暗く死んだような渋谷を会社の社長と歩きながら「どうなるんでしょうか・・・」とつぶやいたあの日から8年。

 

その後、大きな天災がいくつも起きた。

 

そのたびに、寄付をしてみたり、ボランティアに行こうとしてみたり(実現せず)、自分にできる応援はそんなことしかなくて、もどかしく思う。

 

震災の翌年に、仕事で宮城へ行った。

 

「まずは来て、見て欲しい。」

 

壊滅したりんご畑を再建する農家や、流された港とは別の場所で朝市を再開させた漁師たちの言葉を聞きながら、ちゃんと見なきゃ。そして考えなきゃ。と思った。

 

まずは、気持ちを向けることから。

 

そんな思いで過ごすようにしています。