田舎のダメお嬢と呼ばれて

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小話86 SNS護身術〜心穏やかに過ごしたいあなたへ〜

mixiやブログなど、ある程度書きたい人がそれなりの技法を用いて表現していた時代から、日常そのままをお届けする時代に突入した。それにより、かつては現実世界でしか見なかった現象がSNS上で繰り広げられるようになった。

 

ここで注目したいのは、SNSの世界に途中から参入したシニア層(特におじさん)の使い方の下手さだ。マウンティングとかセクハラとか無駄な説教とか、日常そのままを出しちゃう人多数で、まるでサーカス状態だ。

 

その投稿やコメント損しかなくない?という方もいて面白い反面、自分は被害を受けないようにする必要性が出てきた。

 

ということで、私の対処法を記します。

(サーカス率の高いFacebook=FBで例をあげます)

 

1. まずは少し距離を取りましょう(FBでは「フォローをやめる」「制限リストに入れて投稿を見せなくする」と言います)

 

2. お互いに顔を合わせなくて済むようにしましょう(FBでは「友達を外す」と言います)

 

3. 二度と会わずに済むようにしましょう(FBでは「ブロック」と言います)

 

相手を変えることはできないので、自分が離れていくイメージですね。

 

結構頻繁に書いていますが、私は日常的に2まではやるし、逆にしてもらっていいと思っています。3までいくのはまぁ、現実世界もSNSもレアですが、あります。

 

すべて、自分の人生を心穏やかに過ごすため。

 

SNS護身術ですな。

小話85 時を経たSATC考察

SATCが好きで、今でもよく観ます。どの役に感情移入するかが年を重ねて変わったのが面白いと思ったので書きます。(長文です)

 

この作品の主人公は4人の女性。年齢も職業も性格もバラバラな彼女らが過ごすニューヨークでの日々が描かれています。

 

キャリー→セックスコラムニスト
シャーロット→ギャラリー勤務からの主婦
ミランダ→大手の敏腕弁護士
サマンサ→PR会社代表

 

テーマも様々です。

 

恋愛、セックス、仕事、介護、病気、子育て、故郷、親との関係、シングルでいる事、結婚、宗教、コンプレックス、お金……

 

ストーリーテリングをコラムニストのキャリーが務める設定なので、出てくる"言葉"も練られてて面白い。英語の勉強にもなります。

 

この作品を初めて観たのは私が18歳の頃でした。その頃からキャリーの、ベクトルがすーぐ自分に向く(が故にオシャレなのだが周りに迷惑もかける)ところが下品だなと思っていて、それは今観ても一緒です。という事は自分がそういう人になりたくないという軸はブレてないのだなと分かります。

 

また、シャーロットもお嬢さま特有の自己中心性があり、ちょっと苦手だなという印象は変わらない。だからこそ浮世離れした優しさと寛容さがあるものの、実世界ではある程度の距離を置いてきたタイプ。

 

一時期、ミランダの様々なコンプレックスから来る意固地さに共感してた時期もありましたが、その真っ直ぐさ故に人をジャッジしちゃってよく傷つけちゃう。彼女はスティーブに出会いありのままの姿を受け入れられて変わっていくのですが、これはもうスティーブありきな気もするので、ラッキーだったという他にありません。もちろん、自身が弁護士でありつつ、バーテンダーで子どもっぽい所もあるスティーブを選んだ決断力はスゴイと思います。

 

注目すべきは、ずっと奔放過ぎると思ってきたサマンサ。彼女は欲望のままに色んな人と寝るのですが、今見返すとそこには美学のようなものがあるのです。全てちゃんと自分で選んでいるから、相手にヤキモチや困ったりはしても、責任転嫁することが一切ない。キャリーやシャーロットがすぐ相手のせいにして自分を守ろうとするのに対し、これはスゴイと思います。この品格に、かつての私は気づかなかった。シーズンの後半で乳がんを患うのですが、悲劇のヒロインぶる事は一切なく、セフレ→パートナーに昇格した若手俳優スミスと共に乗り越えます。この時も一度スミスに「無理しなくていいよ」と告げるのですが超カッコイイ。あとこの人は、怒りは表すけれど(女性だからと担当外されそうになった時のクライアントに啖呵切るシーン、良かったなぁ…)人をジャッジしません。相手の決断を尊重する。その上で意見を求められたら言う。だから、キャリーが何もかも捨てて芸術家ペトロフスキーとパリに行くー!と言った時も、楽しんで行ってきなさい!と言える。でもキャリーとずっとグダグダやってた実業家ビッグがパリに迎えに行ったほうがいいかと相談を持ちかけると、きちんと相談に乗るのです。他人と自身の間にしっかり距離が取れてる役だなと思います。

 

そう。34歳になった私はいま、完全にサマンサ推しです。

 

長くなりましたが最後に、地味だけどいいな〜と思うシーンを紹介させてください。

 

それは、4人が食事をするシーン(彼女らは週末に定例ランチ会を開いている設定なので、よく出てきます)。

 

「私はこのサラダを」
「このサンドウィッチの〇〇って抜けます?」
「このデザート美味しそう。ひとつ付けてください」
「私今日食欲ないからコーヒーだけにしようかな」

 

飲食店のあり方の違いもあれど、ベタッとした同調圧力なく食べたいものを好きにオーダーできる関係性いいなぁって毎度思います。

小話84 迷った時のシンプルな解決法〜これで私は生きてきた〜

突然ですが、決断に迷ったとき、私が常にやってきた方法をお伝えします。

 

「良いこと/悪いこと を思いつくまま書き出し、数が多い方で決める」

 

これ、とてもシンプルですが効果的です。

 

転職するときも、誰かとお別れするときも、私はいつもこの方法をとってきました。
(例: このままこの会社にいるとしたら?良いこと/悪いこと)

 

コツは、できるだけ無心で、速く書くこと。

 

そうすると、「わー私もうこの会社にまったく愛ないやん!」とか、「へー私まだこの人と別れたくないのか!」とか、本心が出てきて面白いですよ。時間を経ると数が逆転しててヒェ〜となることも。

 

でも、本当の答えが出ちゃうの怖くて、敢えてやらないこともあるんですけどね。

 

ぷぷ。

小話83 叱る体力

叱った後のモワ~ンがしばらく自身のなかを巡るのは、相手と向き合う前に、自分と向き合うからだと思う。

 

これを言える自分だろうか?
きちんと伝えられるだろうか?
変な反応されたら嫌だなー
まぁでも言った方が良いよねー
がんばれ自分ー

 

いろんな葛藤を経て行う「叱る」という行為。

 

これは、感動や好きを伝えるよりよっぽど体力を消耗する。

 

だからこそ人は、「怒りぶちまけスタイル」や「傍観からの陰口スタイル」に行くのだろう。そっちのが楽だもん。

 

しかしながら私は、然るべき時にはちゃんと叱る体力を持っていたいと思う。

 

その理由は二つ。

 

一つは、そういう方々に育ててもらったから。


もう一つは、そういう方々に出会えなかったのであろう残念な人間を割と見てきているからだ。

小話82 官と民

これまで民間企業にいて良かったなと思うのは、常に「お客さまはだれ?」と思えるようになったこと。

 

お客さまはだれ?
何のためにやってるの?
結果は出てる(そのモノやサービスは求められてる)?

 

取引先やお客さまから流れてくるお金がお給料に反映される世界には、良くも悪くも厳しさがあった。学ぶことは多かったと思うのだ。

 

とは言え、お客さまを騙して巻き上げる側面もあったのは事実。ドブラック企業にもいたしね。笑

 

今勤めているのは、図書館。

指定管理会社の社員とは言えど、行政に限りなく近い現場にいる。

 

いろんな違和感もありつつ、お客さまを騙す局面がないことはとても心地よく、割と気に入っている。

 

あとはお給料問題と(特に司書給与の底上げって日本の課題だと思う)、自分がここでいつまで、どんな役割で動いていくのか引き続き考えないとなぁ、と思ってたら久々に寝落ちしてました。