田舎のダメお嬢と呼ばれて

フリーライター/イベンター 地方公務員の両親のもとですくすく育ち、念願の上京。職を転々としていたダメ娘は三十路を過ぎ、「地域おこし」という夢を見つけた。★お仕事のご依頼はiwamuraakiko★gmail.com(★を@に変えて下さい)

小話68 仕事における「怖さ」の話

私は、ひょうひょうとしてるとか、器用そうとか言われることがあるのだけれど、全然そんなことはない。

 

営業時代は自分のトークをひたすら録音したし、イベント屋時代はプレゼン練習して寝不足で客先に行ったし、カフェに入った時はグラスとお皿の3つ持ちを必死で練習した。

 

その根底には「怖さ」があったように思うのだ。

 

自分のダメさを知られたくなかったり、先輩に迷惑かけちゃいけないだったり、お給料に見合う仕事をせねば、という事だったり。とにかく「今の自分は一人前ではない」という「怖さ」を転職のたびに感じてきた。

 

今思えば、その「怖さ」に晒される事で得たものは、結構大きい気がする。現状の自分に安心し過ぎてるのもまた、人生全体で見た時にはチャンスロスな気もするから。

 

まぁ、どういう人生を目指すのかは人それぞれなので、そこを言い過ぎるとただのパワハラなんですけどね。テヘペロ

小話67 何がメンヘラを生むのか?

23歳の夏、派遣先に向かう電車でめまいがして、明大前のホームにしゃがみこんでしまった。乗り換え客達は誰一人として声をかけてくれず、何とか自宅のある西永福駅まで辿り着き派遣先に電話。「了解です」しか言わない新入社員に、お大事にくらい言えないもんかね!と一人プンプンしながら寝てたら治ってたので、多分夏バテだったのだろう。

 

というような事を、当時、何気なくmixiに書いた事がある。

 

そしたら、そんなに仲良くないダンサーやDJからもバーっとコメントがついて、慌てて元気です投稿をした。

 

悩んでます
体調悪いです
振られました

 

ここら辺にコメントがつくのは、そこに優位性が生まれるからだ。当事者に対し安心してコメントができるから。それを世間では「心配」と呼ぶ。

 

そこに気づかず、「心配されること」に快感を覚えて突っ走ってしまうのがいわゆるメンヘラなのだな、と実感した出来事だった。

 

その後、自身がコメントしたり相談を受けたりするときも、いったんそこを考える様にしている。

 

いま私は、(不確かな)優位性から物を言おうとしていないか?

 

何事も、無自覚が一番怖い。

小話66 なぜ相撲が好きなのか

なぜ相撲が好きなのか。それはもしかしたら、「無様に負けるから」なのかもしれないと近ごろ思う。露わになった肌に直接土がつき、押し切られたり尻餅をついたりしながら、誰が見ても明らかに負ける。でも翌日にはまた土俵に立っている。その姿はとても人間らしく、元気が出るのだ。さてさて本日、千秋楽。

小話65 今のところUターンがうまく行ってる5つの理由

私の宮崎Uターンが思いの外うまくいってる理由を考えてみた。

 


1.Uターン者かIターン者と繋がるから

繋がる人たちがとにかく面白い。特にいま、宮崎には人が集まってる時期らしく、新しいお店や「第1回◯◯」みたいな会も増えてる。2年後くらいがまた楽しみ。

 


2.自身のタグ力が強まるから

県外や海外に向ける場合、東京在住の◯◯、よりも宮崎在住の◯◯の方が記憶に残る。まさか拠点移動が自身の価値を高めるとは思わなかった。

 


3.親孝行感を感じられるから

月イチで実家に帰れる状況はなかなかいい。久々に喧嘩してみたり墓問題とか介護とか、血縁ならではの事柄に触れるのは刺激的。今ハマってるのは祖父母の昔話。遠い世界の話は本当に面白い。

 


4.収入の考え方は人次第だから

雇われる場合、基本給はグッと下がるけど、その分生活を整理するか、個人仕事を増やしていけば良い。周りを見てると、Uターン前に外貨稼げる状況作っとくと強そう。

 


5.結局どこでも行けるから

東京に3ヶ月に一度ほど行ってますが、今は移動手段が増えてるし安くなってるのはかなり大きい。拠点選びの自由度はこれからますます高まりそう。

 

 

 

以上、Uターン1年経って感じてることでした。

 


拠点移動、悪くないっすよ。

小話 64 東京はコンクリートジャングルなんかじゃない

4年前の今日、目黒から千駄ヶ谷に帰るタクシーで泣き腫らしていたら運転手が神だった話。

 

東京は、コンクリートジャングルなんかじゃない。

 

>2014.5.19

「大丈夫ですよ。辛いのは今だけです。必ず時が解決します。大事なのはこれから出会う人と過去の人を比べないこと。それさえ気を付ければ大丈夫です。いつか変なタクシーのおっちゃんがこんなこと言ってたなぁ~と思い出すときが必ず来ます。安心してください。大丈夫。頑張って!」女子たちの前で散々泣きはらした後、帰宅までずーっと励ましてくれた運ちゃんにまた泣けた。人が優しい。ありがたい。そして早めにきっちりバイバイしてくれた相手も、やはり優しかったと思う。成長した(と信じたい)私が、新たな人に選ばれるように。私もまた選べるように。さてさて、フリーに戻りまーっす!