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田舎のダメお嬢と呼ばれて

地方公務員の両親のもとですくすく育ち、念願の上京。職を転々としていたダメ娘は三十路を過ぎ、「地域おこし」という夢を見つけた。

【地域ルポ】22(鳥取県)幽霊さん、あの時はごめんよ

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昔から、ココなんかやだな、くらいのごくごく弱~い霊感?はあって、そう言えば、鳥取はリアルにそれに出会ったところだ。

 

イベント屋時代に一度、出張で来たとき。予算管理もしてたので少しでも利益残すべくめーっちゃ安いホテルを探した。

 

北口を出て15分くらい歩いた、水路沿いのかなり古いホテル。
ソファが赤いベルベット、みたいな感じのクオリティ。


わー、なんかやだなー。


部屋に入った途端そう思ったのだけど、とりあえずご飯食べに出て戻り、ベッドでゴロゴロしてたら、物音がする。

 

カチッパチッ

 

みたいな、小うるさい感じの。
まさに、やだな~こわいな~である。

 

その後、youtube見てたら時々画面が止まり始めた。

 

まじかー・・・やっぱいるやん。

 

明日も朝早くから高校の先生に営業しに行くのだよ私は。ちゃんと寝ないといかんのだよ、ユーレイさんよぉ。

 

頼むわ、という思いで再度動き始めた画面を観ていたのだけど、しばらくしたら、アプリごとプツッと落ちた。

 

「もー、やめてよー!」

 

その瞬間、怖さとイライラが結構マックスだった私は、声に出してしまった。


すると、そのあとパッタリとなくなったのだ。


あれは完全にいた、と思う。

そしてすぐ、霊をも制した自分に自己嫌悪に陥った。


翌日は結局、担当イベントへのエントリーを獲得できずに帰る羽目になった。先生に受け取ってもらえなかった東京ばななの重さを手に感じながら、砂丘を横目にサヨウナラ。

そのまま次の営業先の島根へ移動したのだった。

 

鳥取は、私にとって、そんな土地なのである。

なので、素敵な思い出を上塗りして帰る、が今回の目標です。

【地域ルポ】21(岐阜県石徹白)石徹白洋品店のこと

今回泊まらせていただいたところは、実は「石徹白洋品店」と言うお店である。

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「これが草木染めって言って、うちの奥さんがやってるんだけど」

 

こっちが電気、こっちがお風呂で、の流れで、家主さんがさらっと説明してくれる。

 

あれ?なんかこの前テレビで・・・と思っていたのだけど、翌日思い出して聞いてみたら、この前情熱大陸で知った森本喜久男氏も2013年に教えにきているとのこと。

 

情熱大陸のリンク↓
http://www.mbs.jp/jounetsu/2017/04_09.shtml

 

洋品店の店主である奥さまは、大学生のときに、森本氏が伝統の森を構築しはじめた頃からカンボジアを訪れていたというから驚く。

 

先日も子ども達を連れて行ってきたばかりなのだそう。

 

ブログに様子が書かれてます↓

http://www.musublog.jp/blog/kaoringo/?entry_id=63719

 

翌日は、仲間たちが集まり、畑の整備や染めをやる日。(ワークショップのようなイベントを月に2回ほど開いているとのこと)

 

私はみんなが集まる前に散歩にでた。

 「おーかーえーりー!!」

迎えられつつ戻ると畑は終わっていて、染めの作業中。

 

大人が10人以上、子どもも赤ちゃんも沢山きている。

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「材料何かわかる?」

「うーん・・・(お赤飯の匂いがする)小豆?」

「そう!」

「へー!こんなに色出るんですねぇ」

 

染めには時間がかかるということで、合間に昼ご飯。

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朝採れ野菜の天ぷらに、

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元調理師さんの作る創作お惣菜。

 

美しく、美味しすぎる昼食。

 

カンボジアに行った組も多く、「子猫サイズのヤモリがいるの!」「カンボジアの人たち優しいよね〜」などなど、初めて聞く話がとても楽しい。

 

そのうち、昨晩私も洗礼を受けたカメムシ話になった。

やはりニオイが辛いよね・・・と。

 

「でもね、何か役割があるはずよねぇ?」

 店主がスッと言った。

 

「うーん、何なんかなぁ?」

周りが続く。

 

あ、いいな。この感じ。

 

何というか、とても自然なポジティブを、当たり前にやってる感じ。

 

 「あっ!1時間経った!」

店主の掛け声で数人がいそいそと庭に出ていく。

 

染めてたものたちは、その後数回の染め工程を経て、綺麗なピンクになった。

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「自分たちが楽しめる場所を自分たちで作ってる感じ。男前ですよね。」

 

その日初参加していた女の子が郡上八幡まで送ってくれたのだけど、「石徹白なんかカッコよくない?」話で盛り上がった。

 

冬は2mも雪が積もると言うこの地で、
たくましく、工夫しながらしっかり毎日を楽しんでいる感じ。

 

なーんか他の地域と違う気もするんだけど、まだ一回じゃ答えを貰えなそうだ。

 

いやー、すごいや。

 

石徹白洋品店HP

http://itoshiro.org/haregi/

 

【地域ルポ】20(岐阜県石徹白)ここ、なーんか、カッコイイんだよなぁ。

今回泊まらせて頂いたのは、岐阜市から移住した方のお家の離れ。

 

朝、「ごーはーんだよー!」と迎えに来てくれた子どもたちと美味しい朝食を頂いたあと、地図を貰って散歩に出た。

 

「神社までは片道45分くらいかな」

「じゃあ、ゆっくり歩いて往復2時間くらいですかね?行ってきまーす」

「行ってらっしゃーーーーい!!」

家主とともに、子どもたちも手を振ってくれる。

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郡上八幡で作られると言う黄色い鯉のぼりにも見送られつつ、出発。

 

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すぐ、二股の道に、案内板が立っていた。

ザ、山あいの集落なのである。

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あ、なんかアイルランドっぽい。(ハタチの頃留学してました)

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水量、半端ないなー。音もすごい。

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と思ったら、出た!小水力発電

 

今回家主に聞いて初めて知ったんだけれど、石徹白はエネルギー先進地域なのです。電力自給率230%と言うから驚き。

 

詳細はこちら↓

http://greenz.jp/2016/12/19/itoshiro/

 

勢いよく回る水車をしばらく眺めて、さらに坂を登ると、雪山が見えた。

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 カッコイイ・・・と思わず呟く。

 

故郷の宮崎にもスキー場はあるけれど、私はそこまで山の方で育っていないから、雪はほとんど見なかった。だから未だに雪はテンション上がってしまう。

 

出発してから1時間、お目当の白山中居神社にたどり着いた。

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おー、渋い色合い。なんかいいぞ

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結構急な石階段を降りると、大木に包まれる。

 

さらに進むと、

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まさかの橋があるのだ。(水辺に夢中で橋を撮り忘れました)

 

 

オイオイ、コンテンツ力がすごいよー!

 

 

森の中にある神社って珍しくないけれど、

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自然のダイナミズムを感じられて、

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いちいち強めで、

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ひたすらに段差が急。

 

 

なんだか人間を試してる感じがする、凛とした素晴らしい神社だった。

  

 

この神社にも感じる、石徹白のこのカッコイイ感じ・・・なんだろう?

 

 

参拝を終えて橋を渡る前、石徹白川の近くでポーッと考える。

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でもよく分からなくて、「おーかーえーりーー!!」と子どもに迎えられながら戻った時には、3時間経っていました。

 

すごいよ、石徹白。

【地域ルポ】19(岐阜県郡上市)郷土料理はナゾの水音と共に

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ワンマン電車の揺れにうつらうつらしつつ、

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郡上八幡(ぐじょうはちまん)駅に到着。

 

なんとレトロな・・・よし、お昼は和だな。

 

だいぶお腹が減っていたので、結構序盤で店を決めた。郷土料理!と謳っているし、間違いないだろう。

 

「いらっしゃいませ」

 

一瞬、暗闇すぎて何も見えない。

 

はっ・・・

 

「おひとりさまですね?どうぞーそのまま進んでください」

 

進んでください・・・?

 

よく見ると石畳?の路地が屋内に続いている。

 

お姉さんのしっかりした接客がアンバランスに響くくなか、角を曲がるとやっと明かりが見えた。

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じとっとした空気。

カラカラと響くお姉さんの下駄の音。

 

こ、怖い・・・

 

でもやめます、とは言えないしそのままついて行く。

 

「お好きなお席にどうぞー」

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ひー!お好きな席なんてないよぉー!

 

「じゃ、ここで・・・」

 

メニューを開くと、やけに高い。

怖い。もう、全部が、怖い。

 

「この、そば料理と言うのは・・・?」

「そば粉を使った様々な料理です〜。皆さん、珍しいって喜んで頂けますよ」

「はぁ、じゃ、それで・・・」

「かしこまりました。少々お待ちくださいねぇ」

 

カタン、と扉式の襖がしまると、異様な静けさが訪れた。

 

囲炉裏のある二部屋の間に、長机が4つ置かれた部屋が一つ。

そこにひとり座る、私。

 

来る時は半袖くらい暑かったのに、この部屋、異常にヒンヤリしてる。

 

寒いって、怖いよ。

てか怖いから余計、寒いよ。

 

 ピチャピチャ・・・・

 

へ?何かの音・・・?

 

ピチャピチャ・・・

 

嘘でしょ、水音・・・?

 

 

「お待たせしましたぁ。」

絶妙なタイミングでお姉さん登場。

 

「こちら、蕎麦湯はお好みで塩を振りながら召し上がってください。そばがきと、こちらにかかってるのは酢味噌です。」

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意外とちゃんとしてる。

 

「ごゆっくりどうぞ〜」

 

カタン、としまる襖。

と共に現れる静けさ。

 

とりあえず温かいものを、と蕎麦湯を一口飲んでみる。

 

あ、美味しい。

 

ピチャピチャ・・・

 

ハイハイ、水音ね。先ほども聞きましたから、平気ですわよ私。

 

ピチャピチャ・・・

  

料理も珍しいし美味しくて、段々慣れてくる。

 

キュー・・・・

  

ん?

 

キュー・・・

 

べ、別のタイプの音・・・?

 

 

「お待たせしましたぁ。」

またまた絶妙なタイミングで現れるお姉さん。

 

「こちらがおろし蕎麦ですねー。味はついてるので、そのまま召し上がってください」

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またまたちゃんとしてる。

 

が、イヤそれどころではなく、ここ、変な音しませんか、お姉さん。。。

 

その時だった。

 

キュー・・・

 

はっ!お姉さん、この音ですよ!この音!聞こえましたよね?!

 

ハッ!と反応する私に気づき、お姉さんが口を開いた。

 

 

「あら、ポットが鳴ってますね、笑」

 

 

ポットかーーーーい!

 

 

そう言われてみれば、机にまだらにおいてあるポットの方向からキュー音が鳴っている。

 

「こちらがデザートで、以上になります〜。ごゆっくりどうぞ^_^」

 

その後、ピチャピチャ、キューキューに囲まれながら食べきり、そそくさとお店を後にしました。

 

 

散策して初めて知ったのだけれど、郡上八幡は"水のまち "だったようで。

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ピチャピチャも、水路の音だった。

 

街を散策しながら、水辺ってやっぱりいいな、とすっかり気に入って街を後にしましたとさ。

おしまい、おしまい。

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【地域ルポ】18(岐阜県岐阜市)GWに岐阜、大正解

最近岐阜の名を結構聞くので来てみました。

夜到着したら、意外と都会でビックリ。

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ホテルに着いて、さて飲みに行くか、と出発したのだけど、いっこうに繁華街が現れない。

 

岐阜の人たちー!!どこにいるのーー!!!

 

と半泣きでホテルに戻ると、真裏が繁華街でした。

 

「地方は駅から少し離れたところにいい飲み屋があるの法則」脆くも崩れたり。

 

 

そして本日。

今回のお目当ての一つ、ステキ図書館、みんなの森へ。

 

友人が館長の知り合いで、挨拶してきてと言うので受付女性に聞いたら、残念ながらお休みとのこと。

 

「あ、そうだ撮影はどこがOKですか?」

 

と聞いたら、メディア関係と思われて広報腕章をもらった。撮影理由に「ブログ掲載」と書く恥ずかしさよ。

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しかし、ココ、素敵すぎる。

 

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エントランス来るまでに結構ワクワクして、

 

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畳もあるし

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時計可愛いし

 

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二階に上がるまでにさらに上がるテンション。

 

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ワクワク案内板に沿って

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ゆっくり進んで行くと

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気持ちよすぎるテラス席が現れたりするのです!

 

さぁ、読書の旅へ!

 

ハバナイスフライッ!!

ヒトカラ専門店ワンカラで受付終わった後に言われるフレーズです)

 

 

さてさて、今日は存分に読書します。

http://g-mediacosmos.jp