田舎のダメお嬢と呼ばれて

フリーライター/イベンター 地方公務員の両親のもとですくすく育ち、念願の上京。職を転々としていたダメ娘は三十路を過ぎ、「地域おこし」という夢を見つけた。★お仕事のご依頼はiwamuraakiko★gmail.com(★を@に変えて下さい)

【小話】46(宮崎県延岡市)ドヤ顔も、ギネスに挑戦

「・・・なんか、ドヤ顔やね。」
「確かに。」

 

週末のお祭りに向けて、着付けやってた母に浴衣を着せてもらった。3パターンくらい着て決めようと写真を撮ったのだけれど、いや、浴衣よりも・・・と二人で笑う。

 

かつて、職場の男性陣とよく衝突していた。おかしいと思ったら口に出しちゃうこの性格が原因だと思ってたんだけど、とあるイベントの記録写真を見て気づいた。

 

なにこのドヤ顔!めっちゃムカつく!!

 

そう。かつて私が衝突した方々は、議論内容っていうか、私の顔にムカついていたのではないか。

 

という事で最近は、出来るだけニコニコ話を聞く&ドヤ顔しますけどお気になさらず!とあらかじめ言うようにしている。

 

明日、もしドヤ顔で踊ってる奴がいたらそれは私ですので、温かく見守ってください。

 

http://matsurinobeoka.com/banbaproject/

 

◇7月22日(土)延岡ばんばおどり
3000人でギネスに挑戦!(まだ人足りてないみたいですよ〜)

【小話】45(東京都新宿)2013年に、とあるギャルカップルから学んだこと

>電車に、ギャル男とギャルが乗ってきた。

「ひとつズレてもらえますか?・・・あざっす」
なかなか礼儀正しい。

 

ひとつ席が空いたのに座ろうとしない彼女。
なだめて座らせる彼氏。

 

・・・ん?涙声?・・・面白そう。

 

静かにイヤホンのvolumeを下げ、ヒアリング開始。

 

ー付き合いはじめて半年。
今日は彼女の友達と大人数での飲みだ。俺は、ひとつ先輩で、二十歳。ヤンチャしてたけど最近は控えている。
なんか、後輩のくせに失礼なやつもいるけど、彼女の友達だし、ぐっと我慢。いやーだけど、昔だったら殴ってたわ。キツ・・・。あれ?割り勘で1000円足りない。ぜってーあのクソ酔ってる奴だな。ま、面倒だし俺先輩だし、払うか。「あーだりー。」

 

ー今日は初めて彼氏を友達に紹介する日。

一個上だし心配してたけど、ちゃんとみんな楽しそう。良かった。あれ?1000円足りない。またアイツだ。今日はちゃんと言わなきゃ!え?〇〇ちゃん(彼氏)そんなサクっと払っちゃだめじゃん。あー、〇〇も気にしてる。せっかく良い雰囲気で飲んでたのに台無し、、、こーゆーとき無駄に先輩ぶるんだよなー。しかもまた、だりーって口癖。こーゆーとこマジで嫌。

 

以上、だいたい合ってると思う。


それで言い争いながら乗ってきたというわけだ。

 

まぁ、内容はともかくとして、その話し合い方が、物凄くちゃんとしてた。

 

「俺は、飲みが楽しくて有意義だと思ったから払っただけ。だから何も後悔してない。あのままいても終わりが見えなかったじゃん」

 

「〇〇ちゃんの言いたいことも分かるよ?でも、〇〇ちゃんが思ってるようには、周りは見てくれないことだってある。それで損することだってあるんだよ?」

etc・・・

 

汚い言葉も感情論も出てこない。そしてどちらも、相手の話が終わるまでちゃんと聞いている。語彙も豊か。

 

勝ち負けじゃなくて、理解し合うための話し合いって感じがして、なんだか、とても感動してしまった。

 

こんな話し合い、職場でもお目にかからないなぁ。私もなかなかできないし。えーもん見せてもらった。。。

 

武蔵小金井まで行く彼らより、一足先に降りる。

 

ホームから、まばゆい金髪の二人に、深々とお辞儀しました。心のなかで。

【小話】44 (宮崎県延岡市) 田舎はロックだ

先日、叔母と墓参りに行った。

 

シンガポールで買った綺麗な水色のノースリーブに、隣町で買ったグレーの綿パンを合わせ、シルバーのサンダルで夏のアジア感を演出。

 

墓参りには相応しくないとは思ったけれど、この暑さだ。許して欲しい。

 

お墓までは車で約3分。駐車場に着くと、知らないおばちゃまが草取り中だった。失礼します~と会釈をしながら車を降りる。

 

「暑くないけ?」
「暑いですねぇ」
「そんな腕出して日焼けするよ~」
「あははー」

 

むき出しになった私の立派な二の腕を見て、彼女が話しかけくる。
彼女の方はと言うと、長袖&ツバ深帽子の完全防備姿。こちらでよく見る格好である。

 

「ほんとに、こんな格好で来て。ねぇ?」
叔母も参戦してきたので、二人の間でヘラヘラ聞いてると、

 

「ほんと、うちの娘やったらずしらかすわー!」
「??笑」

 

叔母が爆笑してたので後で聞いたところ、

 

ずしらかす・・・激しく殴る

 

との事だった。

 

日焼け対策してないばっかりに、知らないおばちゃまに、もう少しでずしらかされるところだった。

 

やっぱり田舎はロックだ。

【小話】43 (宮崎県延岡市)田舎のバスあるある?

宮崎は、電車は手切符だけど、なぜか、バスはPASMOが使える。地方バスには珍しく、私にとっては朗報だった。

 

25歳の時にカッコいいからという理由だけでマニュアル免許を取ったけれど、事故とか怖いし、車にはできるだけ乗りたくない。あと天邪鬼なので、地方は車ないと本当にキツイのか?の実験をしている。

 

どうしてもの時は母の車があるし、友人たちは迎えに来てくれるし、1時間一本弱のバスは慣れてしまえば不都合なし。

 

割と恵まれた地方暮らしなので、全然いけてます。

 

今日は少しお洒落して、バスに揺られ20分。
母と合流してオススメ割烹に連れて行ってもらいました。いやー、美味しかった。

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お料理 よしむら

http://nobeokan.boo.jp/グルメ-2/酒処/yosimura/

 

あ、そうそう。

こちらはバスを降りる時に「ありがとうございます」とみんな自然に言います。小さい街に行くと結構そうですよね。昔留学してたアイルランドでもみんな言ってたけど、田舎あるあるなのかな。

この感じ、とても好きです。

 

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延岡と言えばの待ち合わせ場所(?)時計台

【小話】42(宮崎県)田舎のエンタメ、蛇

朝、お寝坊してたら、叔母(68)に起こされた。

「立派な蛇の抜け殻があるっちゃが!ちょっときてん!!」
 
着替えて外へ出ると、塀の前にへろへろ~っと抜け殻が横たわっている。
スマホで写真を撮れというので、眠いな~と思いつつパシャリ。
うーん、なんかイマイチ・・・
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私は昔、動物園にあった蛇小屋が好きだったらしい。
「あんた夢中で見よったっちゃが!」という30年前の記憶により、叔母にとって私は”蛇好き”キャラに認定されているようなのだ。
 
自分は苦手なのに私を呼び出し、遠くから「そこにおるやろ!」と見せようとしてくれる。
 
この前畑にナマの蛇が出たときもすぐにお呼びがかかり、これまた蛇嫌いの祖父(92)が鍬で殺そうとしてる姿に爆笑して写真を撮った。(すばやく逃げられていました)
 
「頭から尻尾までキレイに残っちょるやろ?こんなキレイな抜け殻はご利益があるって、額縁に入れて飾る人もおるらしいわ!」
「・・・いやーでも、これ飾るけ?」
「うーん・・・まぁちょっと気持ち悪いね、笑」
「今日お父さん帰ってくるし、土に戻してもらおうや」
「そうやね」
 
家の前の蔵には「主(ぬし)」と呼ばれる蛇が住んでいるから壊せない、とか色々、田舎はファンキーなことが多い。
 
それを体験させようとしてくれる人たちにも囲まれて、ほんと毎日飽きないです。