田舎のダメお嬢と呼ばれて

フリーライター/イベンター 地方公務員の両親のもとですくすく育ち、念願の上京。職を転々としていたダメ娘は三十路を過ぎ、「地域おこし」という夢を見つけた。★お仕事のご依頼はiwamuraakiko★gmail.com(★を@に変えて下さい)

【地域ルポ】24(和歌山県高野山)イッツア仏教ワールド

ゲストハウスで一緒になった子(以下Mくん)が

「明日、知り合いのお坊さんとランチなんです」

と言うので、お邪魔でなければ・・・とご一緒させてもらった。

 

めちゃめちゃ感動したのでメモしておきます。

 

1.昔はお寺というのは「土地(収入源)」とセットだった

だからお坊さんは修行に集中できたのだけれど、

明治維新で土地を取り上げられて稼がなければいけなくなった。

そのため本来の勉強をする時間がなくなくなって、

ちょっとよろしくないお坊さんが増えた。

 

2.お坊さんは、心を「良い方向」に使うことを日々鍛錬する

だから最悪の状況をたくさん考えなければならない競いごと(武道や弁護士など)は

基本的には向かないと考えられている。

心の使い方が逆になってしまうから。

 

3.”意識的でいること”がとても大事

例えば被災地の方や貧しい子どもたちを今すぐ救うことはできない。

でも意識を向けることができる。無視が一番暴力的。

 

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私が「わーい♪ごま豆腐だー♪」とがっついている間に、

ご飯を少しとって、静かに手を合わせる先生。

 

「今何されたんですか?」と素早く気づいたMくんに、

「お、良く見ているね」と嬉しそうに先生が解説する。

(ご飯粒を少しとって意識を向けながら食事を頂くのだということ

→3.の実践)

 

 

まったく偉ぶることなく、アホみたいな質問にも、笑顔でゆっくり答えてくれる。

時々、愛が故に仏教界へのdisも含む。

途中に尼僧の方も合流し、みっちり2時間半、先生の虜でした。

 

その後、

「大師協会でお授戒うけてないの?高野山に来たなら受けとかないと~」

とのアドバイスを受け、Mくんと大師協会へ。

 

Mくんは前に受けてるはず(小さい頃すぎて覚えていない)とのことなので私の名前で受付したところ、「宮崎からおこしの2名様~」と完全にまとめられました。

ごめん、Mくん。

 

お授戒とは、

”仏さまの示された戒めの教え(戒)を阿闍梨さまから直接授かり法話を頂く儀式”

www.koyasan.or.jp

 

真っ暗闇で30分、一緒にお経唱えたりする体験はとても貴重でした。

ただひたすらにお経(=呼吸?)に集中するのって、ヨガと似てるかも。

きっと型が染みついてくれば、また違う世界が見えるのだろう。

 

 

「それでは、ゆっくりとご退出ください」

静かなお坊さんの声にいざなわれ、お堂をあとに。

 

「お経の息が続かなかったよ・・・」というババア発言に笑ってくれながら、

Mくんは帰ってゆきました。本当に貴重な体験をありがとう。

 

ふわ~っとしながらお茶をし(高野山のカフェ良いです)

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ゲストハウスに戻りがてら本日二度目の奥之院へ向かおうと歩いていると、

「あたたた!!!」という声が。

 

なんと、スクーターに乗ったおばちゃんがこけている!!

 

「大丈夫ですか!??」

 

慌てて駆け寄り、まだモーターが動いてるスクーターを起こすと、

 

「あたた~!コレ乗ろうと思うたら右ハンドルがな・・・(以下聞き取れず)」

 

と喋ってるし怪我もなさそうでひと安心。

わらわらと人が寄ってきたのであとは任せたけれど、

 

仏さん、いきなり試してくるやん・・・

 

とドキドキしてしまいました。