田舎のダメお嬢と呼ばれて

ライター/イベンター/フォトグラファー ★お仕事のご依頼はiwamuraakiko★gmail.com(★を@に変えて下さい)

2019-01-01から1年間の記事一覧

小話81 この世に"性格の良いブス"はいない

過去に指導した学生アルバイトや新人(サンプル80人足らず)の話なので聞き流してもらって良いのですが、男女問わず、"性格の良いブス"っていないと思っています。 "美人やイケメンは性格が悪い"なんて大ウソ。それを理由にイジメられたりしていなければ、や…

小話80 ライター2年目のつぶやき

自分の話を書くのならいくらでも失敗できるけど、人の話を書く時は失敗できない。当たり障りのない書き方じゃあ伝わらないし、切り込み過ぎても重くなっちゃう。そこをクリアできるだけの思考や表現のパターンを持ち、選択できることがプロなんだと思う。プ…

小話79 他人の課題をとってはいけない

思えば昔から、相談を受けるのが好きだった。彼氏できたことないのに恋愛相談とか乗っちゃうタイプ(イタイ)。 そのうち、相談だと言われてなくても、話しているうちに、あれ?あなたここ悩んでる?じゃあこうしたらいいんじゃない?と解決法を伝授したがる…

小話78 私の3.11

当時、私はイベント屋だった。渋谷・宮益坂上の6階のオフィス。揺れはすぐに激しさを増し、コーヒーがデスクに飛び散った。まっすぐ歩けないほどの揺れ。みんなで慌てて青学に避難する途中、電信柱がぐわんぐわん揺れる様に、心底怖いと思った。 母からは毎…

小話77 "言われるうちが花"の真実

不安をぶちまけながら泣きじゃくる部下とか、言い訳だらけで仕事覚えないアルバイトとか、パワハラが止まらない元ヤン同僚とか。 かつて、あー、めんどくせぇ…と思いつつ叱ったり励ましたりできたのは、それが仕事だったから、そして私が若かったからだ。 歳…

小話76 NHKサラメシの当たり回「ランニングおにぎり」

一昨日のNHKサラメシ。静岡県浜松市の区役所に勤める女性のお話だったが、めちゃめちゃパンチが効いていた。 彼女のサラメシは「ランニングおにぎり」。彼女はお昼になると、左手には日傘(西日よけと視線よけ)、右手におにぎりを持ち、自宅までの約2km…

小話75 センター試験に失敗するかもしれない君へ

17時半に仕事を終え、読みたい本の棚へ向かう。そこには大抵、勉強する学生たちの姿がある。追い込みだもんね、と少し離れて座る。明日がセンター試験だなんて、この職場じゃなければ気にもしなかっただろうに。やはり環境が変わるって面白い。 私は16年前、…