田舎のダメお嬢と呼ばれて

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小話121 人に優しくあるには潔癖性とうまく付き合うこと

小学生の頃は木村拓哉ファンで、ラジオを聴いたりファンレターを書いたり、当時できるファン活動をいそいそとやっていた。ところがある日「キスした?SMAP」という番組でキムタクが下ネタを言ったのだ。私は多大なるショックを受け、当時のポエム帳に「もう嫌い!」と書き残し、本当にしばらく彼のことを嫌いになった。なんと幼稚な潔癖性だろうか。しかし、この0か100かの思考を、今でもたまにやってしまう時がある。もう大人なんだから、その人の好きな部分、嫌いな部分をきちんと分けて見る余裕を持てるはずなのに、気づくと「こういう発言する人とは合わないわ〜」と結構序盤で心を閉じる時があるのだ。今後、誰とでも仲良くする予定はないけれど、基本的には人に優しくありたい。そのためには、人に対して変な潔癖性を持たないことだよな〜と思っています。