ここ最近、どうも"自然"に興味が向いているらしい。中でも山関連がクる。今読んでる『栄光の岩壁』新田次郎著/新潮文庫/もとてもクる。主人公が敗戦を経て山に出会うまでをグワーッと読んで一息つくと、窓の外にはまん丸の月、遠くに黒々とした山、ひんやりしてきた夜の空気。階下をブォンブォン走り回るバイクさえいなければ完璧なんだけどな…と本に戻ると「徹底的に山をやって、山の中で自分を発見しようと思うんです」と主人公が父親に宣言した。オイオイ"山をやる"って表現カッコいいな!とテンションの上がった私は、山も海も、これからやりたいと思っています。