田舎のダメお嬢と呼ばれて

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小話125 夢の国での私の恋

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夢の国が閉鎖中との事ですので、私の夢の国にまつわるコイバナをよろしくご査収下さい。

 


>2013.10.7
学生バイトとしてディズニーランドで働いていたとき、うちの店担当だった商品補充さんに、ちょっといいなって思う人がいた。

 

ブリブリブラウスにチェックのロングスカートというファンキーな出で立ちでグッズを売る仕事。初めてのバイトで失敗の連続だった私にとって、彼は、ひとときのオアシスだった。

 

お疲れさまです、くらい言うようになった頃だろうか。なんと、大学の学食にその人がいたのだ。

 

その距離、千葉と群馬。

 

これは絶対に運命だ!今を逃しちゃいけないー!

 

果敢にも、男の子五人くらいで食べてるその人の席まで、携帯を聞きに行った。そして面喰らう相手から見事に連絡先GET。

 

恋愛体質MAXの頃だったから、さー!頑張るでー!と思って連絡とり始めたのだけど、すぐに、彼女いることが判明。

 

なーんだ。運命じゃなかったか。

 

と私は落ちたのだけど、その後、なんだかいい感じの連絡が来るようになった。

 

やきもき、ドキドキ、イライラ、悶々・・・・

 

それが、なんだか耐えられなくなって、ある日図書館へ呼び出し、「好きになりかけてるから、もう連絡しないで!」って、言い去った。

 

これ、今思えば結構可愛くないか?と、朝タクシーでふと思い出し笑いをしたのでした。