田舎のダメお嬢と呼ばれて

ライター/イベンター/フォトグラファー ★お仕事のご依頼はiwamuraakiko★gmail.com(★を@に変えて下さい)

2020-01-01から1年間の記事一覧

小話147 カラオケアプリPokekaraの、奇妙な世界

歌マネに挑戦し始めて半年。最近Pokekaraというカラオケアプリを使い始めたのだが、これが面白い。アップされている歌が、基本的にヘタクソなのだ。 このアプリ、作りは他のSNSと変わらない。Facebookで言うところの「イイネを押す」が「ペンライトを振る」…

小話146 #StayHome で変わりつつある私。実験は続く

無職での#StayHome、1.5か月が終わった時点で結構いい変化があった。 モンゴル語と英語とモノマネが少し上達し、筋トレにより少し体も締まった。読書により知識が増え、度々地図帳をめくるお陰で地理にも詳しくなった。おみくじプロジェクトも始動。ネガテイ…

小話145 PayPayというエネルギー移動

この前はバイトのギャラをもらい、先程は立て替え分を受け取った。支払いに使える場所は、私の住む田舎にもたくさんある。遅ればせながらですが、PayPayのキャッシュレス感に感動しています。お金というエネルギーの移動が、非常に軽やかになりましたよね。 …

小話144 私はモンゴル語を話したい

まずはアルファベットを覚えて、単語を増やして、どう組み立てるのか(文法)を理解して、ある程度ベースができたらとにかく話してみる。その時、スラングに気をつけること(特に大人は使える機会が少ないから)。日本語もそうやって覚えてきたのだと思うし…

小話143 日本人とステイホームの相性

zoomもオンライン企画も全てが楽しいのは、いま無職のため、仕事文脈からオンライン化を捉えなくて良いからだと思う。私は根がクソ真面目なので、仕事というものをきちんとやろうとし過ぎる。が故にメンタルが弱って結果やれないという悪循環に陥ることもあ…

小話142 自分に値段をつける勇気

私が初めて“自分のサービスに値段をつける”という行為をしたのは、3年前のことだ。 ライターの卵だった私に対し、「値段付けてもらわないと、仕事頼めないっす」と言ってくれた方がいて、とてもドキドキしながら決めた。 自分で自分のサービスに値段をつけて…

小話141 私にとっての文章とは

※お食事中の方すみません 気づいてしまった。私にとって、文章はうんこなのだ。 だから、できたら、好きなものを食べて、好きに出したい。 出す前にはこれ食べてね、とか、ステキな香りを纏わせたやつお願い!とか言われると、息がつまる。 でも、出さないの…

小話140 楽しい手間

「人のオススメ本や映画はチェックする」というのは若い頃からやっていたが、さらに仕事では「できるだけ早くチェックして感想を伝える」までやっていた。これは特に、上司や年上クライアントには好評だった。当時は全く面白くなくてもベタ褒めしていた訳だ…

小話139 "引用多用族“の真実

昔からどうしても薄っぺらく見えてしまう人たちってのがいて、先ほどもテレビを観ながら、わー出たーこのタイプーと思った。それにしてもなぜ私はこの著名人を薄っぺらく感じるのだろう?と考えた結果、"引用多用族"だからでは、と気づく。語彙力とか年齢と…

【地域ルポ】31 (宮崎県串間市)猿の楽園にお邪魔したら

※3年ほど前の文章です 宮崎県の南部、もはや鹿児島県の方が近い地域に、「幸島(こうじま)」という、船でしか渡れない島がある。 約100匹の猿が棲む、小さな島である。 ”猿”と言うと私は、小学生の時に襲われた野生猿と、大分県の高崎山でイモを取り合う猿…

小話138 #StayHomeでやっていること

結論としては、日々、なかなか忙しいです。 【やっていること】・空や山を見てぼーっとする(地方サイコー)・ヨガ&筋トレ(家ヨガにシフト)・丁寧に料理する(先週人生初めて乾豆を戻した)・モノマネの練習(Pokekaraを利用。松田聖子を練習中)・本を読…

小話137 趣味で仕事をするならば

半年前くらいに下書きに残してた文章。 コロナで世界が変わった今、なんか妙に響くなぁと思いアップしてみます。 >もし「趣味」で仕事をする時代が来たら、私は何をするだろう?と最近よく思う。 文章は書くだろうか。 チーム仕事を選ぶだろうか。 そもそも…

小話136 不安を紛らわせるお酒

私が初めて無職になったのは25歳の時。ダンサーを諦めて初就職したジュエリー会社を、2か月で辞めた時だ。入ってみたら週休0日で、日々すごい勢いで痩せていく体と萎れていくメンタルにヤベェ!と逃げ出したわけだけれど、辞めてすぐの頃は、家で毎日安ーい…

小話135 高峰秀子を教えてくれたオジサマの話

私が一番好きなのは高峰秀子の文章なのだが、彼女の事を教えてくれたのは、24歳の時に出会ったとある物書きオジサマだった。 彼がプレゼントしてくれたのは『わたしの渡世日記』。ずいぶん古臭い装丁だなぁ…としばらく放置した後、読み始めた途端にハマった…

小話134 「与えられたお題にちゃんと取り組む」ということ

youtubeやyahooのコメント欄が盛り上がるのって、「お題を与えられないと喋れない人」が一定数いるからでは?と今朝、佐藤健(話し方に品があって好き)のyahoo記事を読んで思った。 それが悪いと言っているんじゃなくて、そのお題に対しちゃんと取り組んで…

小話133 バイリンガールちかさんの炎上に思う

英会話やライフスタイル動画あげてるYouTuberのバイリンガールちかさんが、コロナ禍の最中にマレーシアから帰国するってので炎上してる。たまに観ていたチャンネルだし時間もあるのでコメント欄をしっかり読んだのですが、非常に興味深かったです。 1.ファン…

小話132 #StayHomeしてたら目の前の中学校で

家の目の前が中学校なんだけれど、コロナ対策なのか校庭で集会をやっていた。学年主任とやらの死ぬほどつまらないスピーチのあと「分かりましたかー?返事が聞こえません」「ハイ」と返事をさせられてる生徒たち。心から同情しつつ、まぁ社会に出るとこうい…

小話131 死は敵なのか?

身近な人の死を経験したり、ミニマリストに目覚めたりしてから、ごくごく自然に「今もし死んだら?」を考えるようになった。所有物はできるだけ少なく暮らしてるし、ポエム帳は捨てたし、SNSやブログは残ってもいい文章にしてるつもりだし、子ども居ないし、…

小話130 #StayHome と地図帳

最近、そもそもあんまり無かった日本愛がどんどん目減りしてく感覚がある。こりゃ将来的には脱出だろうなーまずはモンゴルかなぁーインドネシアも気になるしニュージーランドも住みやすそうだ。オイオイ、行きたい国が沢山あるぞー!と嬉々として地図帳を見…

小話129 奢り奢られる権利

昔、とある人とディナーに行って、タップウォーター(無料の水道水)下さい〜と言ったら感動された事がある。何かのお礼ディナーだったから奢られるのが分かっていたのだが、あの時のタップウォーターは、彼への配慮と言うよりも「(下心ありそうだし)あん…

小話128 SNSという闘い

会話で引用を多用する人って、「引用先を紹介したい」と言うより「引用先を利用して自分の論を強化したい」が勝ってることが多い。そして残念なことに、そうする事で自信のなさが透けて見えていたりする。 これがFacebookでは「シェア」や「タグ付け」にあた…

お品書き

「こんなのできる?」と言われて、どんどん増えていっているお品書きです。 ここにないお仕事でも、一度ご相談ください。 メール: iwamuraakiko@gmail.com ライティング(3万円〜)インタビュー記事から、グルメ、店舗や住宅紹介、体験系記事まで、幅広く書…

小話127 我が青春のプンプン期〜国際女性デー編〜

「3月8日は国際女性デーらしいですよ?」「そうなんだ〜。え?何で私に言うの?笑」先日同僚と笑い合ったわけですが、小中の時のエピソードを思い出しました。 1.男女差別をする!と思っていた先生の授業を数名でボイコット。 2.運動会のしおり?の名簿ペー…

小話126 我が青春のプンプン期〜図書委員編〜

朝自習に「読書の時間」を取り入れたり、お昼の放送内に「今週の一冊枠」をもぎ取ったり、校長に直訴して図書室の水槽を新調してもらったり。 中学生の頃の私は、図書委員として「本を読む人が増えること」が正義だと思っていた。そしてそのためには改革すべ…

【書きました!】greenz.jp「房総メディアエデュケーションプロジェクト」

千葉県いすみ市のおもしろ授業を取材してきました。 子どものうちに、先生でも親でもない大人と関わり、とにかく自分の頭で考える体験。いいなー!うらやましいー!とずーっと思いながら授業を眺めていました。 greenz.jp

小話125 夢の国での私の恋

夢の国が閉鎖中との事ですので、私の夢の国にまつわるコイバナをよろしくご査収下さい。 >2013.10.7学生バイトとしてディズニーランドで働いていたとき、うちの店担当だった商品補充さんに、ちょっといいなって思う人がいた。 ブリブリブラウスにチェックの…

小話124 齋藤陽道さんとドッグレッグス

大きな失恋をして、当時住んでた千駄ヶ谷をフラフラと散歩していたら、ワタリウム美術館の前を通り、たまたまやっていたのが齋藤陽道さんの写真展だった。写真のなかの光や淡い色に、擦り切れてボロボロだった心が潤うのが分かった。あの時は本当に助かった…

小話123 アンガーコントロールインマイドリーム

夢を見た。地元の写真屋さんにキレる夢だ。弟と母と私で、最近名刺も始めたという写真屋さんへ行った。素敵なランプが沢山置いてあって素敵な空間だし、受け取りの日でワクワクしている。 さっそく、特殊な紙でオーダーしていた弟のものを開けた。すると、名…

小話122 やましたひでこ氏の筆

『日経ウーマン』で今月から、「断捨離」提唱者、やましたひでこ氏のコラムが始まっていた。私は本も数冊読んでいるのだが、彼女の文章はとにかくズドーンとまっすぐだ。それはもう不躾では…と感じるほどで、いつもドキドキしちゃう。幼い頃に承認欲求を満た…

小話121 人に優しくあるには潔癖性とうまく付き合うこと

小学生の頃は木村拓哉ファンで、ラジオを聴いたりファンレターを書いたり、当時できるファン活動をいそいそとやっていた。ところがある日「キスした?SMAP」という番組でキムタクが下ネタを言ったのだ。私は多大なるショックを受け、当時のポエム帳に「もう…